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モーションキャプチャで3DCGにリアルな動きを!(3ページ目)

モーションキャプチャの進歩は、3Dゲームのリアル性はもちろん、将来はホログラフィーテレホンへの応用も期待される。医学の研究や、ゲームや映画の制作、さらにロボットの遠隔操作として開発は続く。

執筆者:木村 勝己


将来への期待


これは、以前私がまとめたビジネスプランの書き出しの部分である。1997年、主業務とは別に自分の気持ちに従ってまとめたものだ。このあと具体的ビジネスモデルや市場予測を含めた事業戦略をまとめているが、この部分はまだ生きており公表ができない。

まだ国内のインターネットは一部の人が利用を始めた状態であった。それもダイアルアップであり、今のようなブロードバンドでの常時接続とは程遠い接続環境である。まだインターネットの将来性に懐疑的な人もいたころのプランである。

モーションキャプチャとは

画像
関節や動きの基準となるポイントにマーカーをつけて、多彩なアクションをおこなう。(バーチャルリアリティ展より)
モーションキャプチャ(Motion Capture)とは、現実の人物や物体の動き(モーション)をコンピュータに取り込む(キャプチャ)システムのことである。

これにより人間の動作を、3次元CG上の人型キャラクタに反映させることができる。これは従来、手作業で長い制作期間を必要とした作業を、簡単、短期間でしかも極めてリアルな動作を実現することが出来る技術である。
しかし、この技術は設備と運用に非常にコストがかかるため、コンテンツ制作会社やその道のプロを目指す学生では安易に利用することは難しい。

記録された情報は、スポーツ及びスポーツ医療の分野における選手たちの身体の動きのデータ収集などに利用されたり、映画などのコンピュータアニメーションおよびゲームなどにおけるキャラクターへの人間らしいリアルな動きの再現に利用される。ケーブルレスも今やあたりまえになってきている。

このキャプチャ方式には次ページのようなものある。
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