「R style by両口屋是清」（表参道ヒルズ）(3ページ目)

季刊誌「いとをかし」１号の特集は「餡」

『いとをかし』１号 涼しげなブルーの表紙

「極味」に使われる丹波の大納言小豆を見せていただくと、粒が大きく角ばっています。皮が薄くても煮崩れしないため、仕上がりが美しいのも珍重される理由です。

０号に続き７月に発行された両口屋是清の季刊誌『いとをかし』１号では、「餡」の特集が組まれています。これによると栽培に手間ひまがかかる丹波大納言の全体出廻り量は国内の小豆のわずか１%強とのこと。当たり前のように食べてはもったいない、希少な小豆です。

R style by両口屋是清には、 和菓子の基本「餡」の魅力を 堪能できるお菓子がいっぱい！

ところでR styleでは毎月１回程度、お菓子作りの教室が開かれています。和菓子になじみのなかった人でも、カフェで和菓子を食べ、教室で和菓子を作ることで和菓子が身近に感じられるようになりそうです。

多くの老舗和菓子店から共通して感じられるのは「和菓子文化の魅力を伝える使命感」のようなもの。利益ありきではなく、和菓子の良さを伝えて和菓子に惹かれる人を増やすことが、めぐり巡って自分のところへ戻ってくる。この考え方から学ぶことは多いように思います。

＜店データ＞
■「R style by 両口屋是清」
（2016年1月5日閉店）
所在地：東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館3階
TEL：03-3423-1155
営業時間：11:00～23:00（L.O.22:00）　
日曜日は11:00～22:00（L.O.21:00）
定休日：年中無休（表参道ヒルズ定休日に準ずる）
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線　表参道駅より徒歩約２分ほか
地図：「R style by 両口屋是清」

■お菓子教室（毎月１回程度開催）
９月開催日時；2008年9月5日（金）19:30～21:00
開催場所；「R style by 両口屋是清」店内
実習メニュー（予定）；「お月見菓子」
参加料；3,500円（税込）※当日支払い
定員；４名（先着順）
内容；和菓子作り及び試食（軽食、お茶付）
申し込み先；「R style by 両口屋是清」
店頭もしくは電話（03-3423-1155）にて申し込み

■季刊誌『いとをかし』内容と取り寄せ情報

◇予算：
「極味　削氷」紀州完熟南高梅　900円
「江戸前おはぎ」３個　700円
「旬菓マリアージュ」700円
「わらびもちフォンデュ」700円
（以上全て税込）


【お菓子レシピ】
ひんやりとろり｢冷抹茶、葛流し｣
出来立てを味わう幸せ「コーヒー葛切」