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駅弁ならぬ「空弁」とは?

駅弁ならぬ空弁(そらべん)がブームです。空弁とは、空港で売られている弁当のこと。特に注目の空弁とブームの秘密を追います。

執筆者:桑畑 穣太郎


■大注目の空弁

1つの空港で売られる弁当は、1日50個売れれば大ヒットといわれる中で、1日に350~400個、1ヵ月にすると12,000個も売れている空弁があります。

「みち子がお届けする若狭の浜焼き鯖寿司」(6個入り900円、4個入り600円)がその空弁です。羽田・大阪・関西の3空港で限定販売されています。



よく売れる時間帯は、朝、昼前後、夕食前と、大きく3つに分かれ、夕方にはほとんどが売り切れてしまいます。機内での食事用だけでなく、職場や家族のお土産にと、出張前にいくつかまとめてとりおきを頼んで戻ってから買っていく顧客も多く、中には飛行機にも乗らないのに、わざわざ買いに来る顧客もいるのだそうです。

この「焼き鯖寿司」、おいしさはもちろんなのですが、ブームの火付け役となったのには、こんな秘密がありました。
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