3つの床レベルをもつLDK
1. 手前の幅60cmの壁に冷蔵庫が置かれる。 2. カウンターの上に金属メッシュの収納棚が天井から吊られている。 3. ガスレンジ側から正面を見る。シンクの先で床が一段上がっている。 4. 天井の隙間からバスルームが見える。手前の床の段差は椅子の高さに近い50cm。 |
奥の階段を上がると、部屋の真ん中を細長いカウンターが伸びるキッチンです。東側の壁との間は45cm。人が入るギリギリの寸法ですが、ガスレンジとシンクは西向きに据えられていますが、カウンターの両方からクッキングすることを想定されています。フローリングの床はシンクの位置で一段上がり、さらにその先のカウンターの先端でさらにもう一段高くなっています。これは、奥行きのあるワンルームを、段差のある床によってキッチン、ダイニング、リビングの3つ空間として意識させるアイデアなのです。
◆建築データと建築家プロフィール