イタリア 新着記事一覧(18ページ目)

南チロル地方は、かつてオーストリア領であった時代もあり、イタリアの中でも独特な雰囲気のあるところです。アルプスの自然は美しく、心身ともにリラックスできます。世界遺産にも登録されている、緑の山なみのうえに、険しい岩肌を見せるドロミテ山塊の迫力は忘れがたい印象を残します。

サン・マルコ広場にある鐘楼は高さ98.6m、広場はもちろん、周囲に広がる街並みとラグーナを一望できます。サン・マルコ広場の美しさにはやはり、ヴェネツィアの「顔」である場所だと納得させられます。360度で展開される展望室からのパノラマは一見の価値あり、です。

ナポリの海は岩場の多い海岸線で、同じ地中海でも外海に直接面した水平線は遮るものがなく、ずっと向こうまで続いています。また、海の明暗のコントラストは他とは全く違います。光の強さと対をなす影の色の濃さの対比は印象深いものでした。

ヴェネツィアのラグーナには本島以外にもいくつもの島があります。このサン・ラッザロ・デッリ・アルメーニ島は、その中でもかなり独特な場所だといえます。政府の許可を得たアルメニア人修道士たちが設立した修道院は、アルメニア文化の一端に触れることのできる場所でもあります。

海岸沿いに要塞都市として築かれた「チンクエテッレ」。海に向かって突出した5つの岩壁の上に5つの集落があります。それぞれの集落は他からは孤立し、雰囲気も微妙に違いますが、海の青さと,カラフルで小さな家々は共通の美しさです。

世界最小の「バチカン市国」。国土全体がユネスコの世界遺産に登録され、キリスト教最大宗派カトリックの総本山・サンピエトロ寺院がある場所です。こんな小ささでも、圧倒的な存在感と世界への影響力のある国。サンピエトロ広場周辺に入ると、急に神聖な空気を感じますよ。

ポポロ広場の東側の通りは夕日にマッチする場所です。高台ですのでローマを一望でき、バチカンのサンピエトロ寺院が遠くに見えます。この側道はクルマの路駐が多いですが、自然といい雰囲気をだしています。

車も通ることの出来ないヴェネツィアは、もう何百年も時が止まったかのようです。ヴェネツィアの街並が美しいと感じるのは、観光客があまり居ない通り。路地裏のような場所に迷い込み、そこに現れるヴェネツィアの素顔は、そこに流れる長い長い歴史に触れるようで、ちょっとした感動を覚えました。

フィレンツェは芸術の都として、街全体が「屋根のない美術館」と言われるほど、美しい街並が続いています。高い場所から街を見渡せるドゥオモの屋上は、まさに絶景を堪能することができます。想像を絶する景色が眼下に広がり、フィレンツェの街並を独り占めしたかのような錯覚すら覚えます。

ローマを代表する古代ローマ帝国、繁栄の象徴「コロッセオ」。中世の雰囲気がそのまま残り、その時代の雰囲気をひしひしと感じます。外観が見えると、その圧倒的な迫力に「ローマに来た！」と実感がわきました。古代ローマ帝国の繁栄していた姿が重なる、素晴らしい遺跡と景色です。