ミュージカル 新着記事一覧(22ページ目)

「邪悪」そのものを表す意味の『ウィキッド』は、名作『オズの魔法使い』のスピンオフ版といってもいい作品です。主人公は、『オズの魔法使い』に登場する「悪い魔女」のエルファバ。彼女がどうして「悪い魔女になったか」までが描かれます。

イギリスの詩人・TSエリオットの『ポッサムおじさんの猫と付き合う方法』を原作に、『オペラ座の怪人』等で有名なアンドリュー・ロイド＝ウェーバーが曲を付けたミュージカル「キャッツ」。原作が詩なので、歌詞がイギリスにある地名で韻を踏んでいたりして、そのあたりがわかるとすごくおもしろいですね。

三浦哲郎の小説を原作に、劇団四季がミュージカル化した作品です。東北の村を舞台に、東京からの転校生でいじめられっこのユタ（本名は勇太）が、座敷わらしと出会って成長していく様を描きます。

言わずとしれたアンデルセンの『はだかの王様』を、劇団四季の子ども向けミュージカルとして、寺山修司がアレンジした名作です。

「マンマ・ミーア！」のように、先に曲があって、それをまとめて仕上げたミュージカルを、カタログミュージカルというそうですが、本当はABBAがこのミュージカルのために曲を作ったんでしょ？ と思うほど、曲とストーリーが完全にマッチしています。

現在日本では、劇団四季が上演している『ライオンキング』。王道中の王道ですが、ミュージカル初体験の方には、こちらが一番入りやすいと思います。

HAIR｢ヘアー｣ は、ベトナム戦争時代の物語です。最後の徴兵シーンで流れる歌を聞くと、今でも胸が締め付けられるように涙がでます。

謎の美声に惹かれる女優クリスティーヌへの恋人の葛藤が、そして後半はファントム(怪人)の悲劇が、美しいメロデイーとともに華やかに、そして感動的に繰り広げられます。ストーリーにのめりこんでしまうのはもちろん、その美しい音楽と美声に、最後はきっと涙してしまうことでしょう。

エーゲ海の島で小さなホテルを営むシングルマザーのドナ。20歳で結婚する一人娘のソフィは、3人の父親候補をドナに内緒で結婚式に招待するが……。結婚式前日と当日の話を、アバのヒット曲でミュージカルにしたものです。みんなで楽しく歌って、踊れる、元気がわいてくる不思議なミュージカル。何回見ても楽しいし、ミュージカル初心者にもお薦めです。

身近にある映画や音楽に比べ、劇場に足を運ばなくてはならないミュージカルは、少しだけ敷居が高いかもしれません。ここでは、ミュージカル初心者におすすめの演目を、見る方の属性に合わせてご紹介します。