子育て・キッズ
絵本 新着記事一覧(13ページ目)
ノスタルジーあふれる『クリスマスのふしぎなはこ』
果てしなく遠いところから少しずつ我が家に近づいてくるサンタクロースの様子を見ることができる『クリスマスのふしぎなはこ』。クリスマスの朝を心待ちにする小さな子の気持ちを、大人にもノスタルジーあふれる世界で描く素朴な絵本は、大人たちからもたくさんの共感を得ています。
クリスマスの絵本ガイド記事千葉 美奈子自分を知るって面白い『ぼくのニセモノをつくるには』
やりたくないことは自分のニセモノを作ってやらせようと思ったけんたくん。早速ロボットを買いますが、自分について説明しようとすればするほどややこしくなって……。さてさて、ニセモノは首尾よく完成するのでしょうか?
ガイド記事大橋 悦子オー・ヘンリーの『さいごの一葉』を絵本で
オー・ヘンリーの短編小説『最後の一葉』が、いもとようこさんの文と絵によって、親しみやすい絵本『さいごの一葉』として誕生しました。秋の終わりの真っ赤なつたの葉が病床の1人の女性に生きる気力を届けます。この絵本を読んだ子どもたちがいつの日か原作を読んで、色々な思いを感じてくれるかもしれません。
ガイド記事千葉 美奈子1匹の野良猫が知った『こんやはすてきなゆきのよる』
雪が降り続き、今夜はどこで寝ようかと途方に暮れていた黒い野良猫の、白猫との出会いを描いた『こんやはすてきなゆきのよる』。白猫との出会いによって、雪が様々に姿を変える様子にはしゃぐ黒猫。楽しい時間の後にたどり着いた先は? 寒い冬の日に心温まる絵本です。
ガイド記事千葉 美奈子寒さにブル怖さにブルブルの冬物語『おおさむこさむ』
「ゆきのひは ゆきぼうずが でるぞえ」 まるで、名探偵・金田一耕助の小説のように怪しげな一文で始まるお話は、愛らしい登場人物の姿とはうらはらに、張りめぐらされた伏線に怖さと緊張感が高まっていく異色の冬物語です。
ガイド記事大橋 悦子こんなサンタは絶対嫌だ!『あんたがサンタ?』
クリスマスの前の晩にプレゼントを持ってやって来るサンタクロース。でも、サンタにも色々なサンタがいるようで……。佐々木マキさんが彼ならではのユーモアで綴る、サンタの問題行動集『あんたがサンタ?』をご紹介します。
クリスマスの絵本ガイド記事大橋 悦子自分らしさを求めたいすの話『ちいさいいすのはなし』
1人の赤ちゃんの成長を見守った木の小さないすは、やがて出番がなくなり物置行きに……。しかし、まだまだ小さな子の役に立ちたいという強い思いが、いすを旅に出させました。物を大切に使うということを子どもに伝えるのはなかなか難しいものですが、絵本『ちいさいいすのはなし』は、物と人の心の交流を、子どもたちにさりげなく伝えてくれるでしょう。
ガイド記事千葉 美奈子熱く温かいとびきりの友情『しろちゃんとはりちゃん』
森の家で一緒に暮らす仲良しのうさぎとはりねずみ、『しろちゃんとはりちゃん』の物語。とにかく気が合う2人なのに、晩ごはんのカレーの具をめぐって大ゲンカが勃発。降りしきる雪の中、家を出ていってしまったはりちゃんの身が次第に心配になったしろちゃんには、よくない想像ばかりが膨らんでいき……。仲の良い相手との様々な感情を、笑い、不安、安堵で包み込みます。
ガイド記事千葉 美奈子宝物のような田舎での思い出『やまのおみやげ』
初めて田舎のおばあちゃんの家に1人で泊まりにいったけんじくんの、宝物のような体験を描いた『やまのおみやげ』。美しく色づいた秋深い里山やおばあちゃんの家での時間は、けんじくんにどんなおみやげをくれたのでしょうか。誰にもこんな忘れがたい記憶があるのではないかと思う郷愁を誘われる光景を、色鮮やかに爽やかに描きます。
ガイド記事千葉 美奈子残された大切な存在へ『なきすぎてはいけない』
亡くなったおじいさんから孫へ贈る『なきすぎてはいけない』。誰もが受け入れたくない死。淡々と受け継がれていく命。寂しい気持ち、忘れられない気持ちを包み込みながら、巡る命に思いを馳せずにはいられない1冊です。やがて誰にでもやってくる死への恐怖、悲しみを消し去ることはできなくても、受け継がれていく命について考えることが、子どもたちにも大人たちにも、穏やかな気持ちをもたらしてくれるのではないでしょうか。
ガイド記事千葉 美奈子