まつの れいこ
パンコーディネーター&フードライター。取材や旅で出会ったパンやお菓子を、家庭で再現。なまけ技も使って、思い立ったらすぐにつくれるパン作りを提案します。
こんにちは。ガイドの松野玲子です。3食パンでも飽きないほど、とにかくパンが好き。仕事でパン職人さんを取材するうちに、見よう見まねでパン作りを始めました。「きちんと」という言葉が苦手で、とりあえず始めて、途中で軌道修正していくのが私のパン作りスタイルです。 「パン作りには時間がかかる」「特別な道具がいるのでは…?」と思っている方も多いでしょう。私が「パンを焼こう!」と思い立つのは、仕事を終えた夜が多いんです。準備も片づけも、かなりおっくう。そんなときは、大きなボウルに材料を入れて、テレビを見ながら、30分~1時間、気長にこねることにしています。発酵時間中にお風呂に入って、あとはプラスチックの容器に入れて冷蔵庫へ。翌朝または翌日帰宅してから、残りの作業を行なう「ナマケモノ式」も実践しています。だから、忙しい方にも、きっとパン作りを楽しんでもらえるはず。 パン作りの面白いところは、大きさや成形の方法、混ぜ込む素材を変えるだけで、味はもちろん、食感もちがうものができる点です。ですから、たったひとつの生地でも、工夫次第でさまざまなパンが作れます。トッピングに変化をつければ、ギフトにも変身! 身構えず、とりあえず始める。そして、パン屋さんでは、ほんのちょっとしか入っていないチョコレートやクリームも、自分でつくるのだから大盤振る舞いして、たっぷり入れる! これこそ自分でつくるパンの醍醐味です。パンを焼き上げたときの幸せ感、ぜひ味わってください。
さっくりフォカッチャのレシピ……アレンジ自在!
今回は、さっくりフォカッチャのレシピをご紹介いたします。初心者でも簡単にできるパンのひとつが「フォカッチャ」です。オリーブ油と岩塩のほか、フルーツをトッピングすれば、菓子パンにもなりますよ。生地がシンプルなぶん、いろいろな応用がききます。
バインミーのレシピ……ベトナム風米粉入りパンの作り方
今回は、バインミーという、ベトナム風米粉入りパンのレシピ・作り方をご紹介いたします。ベトナムのサンドイッチ「バインミー」は、フランスパンに似て非なる、ソフトタイプ。米粉を入れて、もちっとさせたバゲットは、肉系の具とよく合います。
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