
病気の「存在意義」を伝えるコーチング医
女性医療ネットワーク発起人・NPO法人ティーンズサポート理事長。日本産婦人科学会専門医で、現在はポートサイド女性総合クリニック・ビバリータ院長。清水(須藤)なほみ。病院に行きづらいという患者さんの悩みを、現役医師の知識を活かしてサポートします。
生理不順は治る?「セックスでホルモンバランスが整う」は嘘
【産婦人科医が解説】生理不順(以下「月経不順」)の原因が排卵障害や甲状腺機能異常などの病気の場合、原因に合わせたピル服薬や排卵誘発などの治療が必要です。病気が見つからない場合は、毎日の食事や睡眠などの生活習慣の他、考え方のクセなども見直してみましょう。極端な食事療法や運動は逆効果です。セックスに関連する俗説などにも振り回されたりしないよう、できることから試してみてください。
生理中のセックスは危険!病気・妊娠・感染症リスクも
【産婦人科医が解説】生理中のセックスは安全か危険か、正しく答えられますか?「生理は病気じゃないから大丈夫」「生理中は安全日だから、避妊しなくても妊娠しない」といった俗説は大間違い。月経時の性交には病気・妊娠・感染症のリスクが伴います。詳しく解説します。
生理が終わらない・長い…過長月経の原因・病気
【産婦人科医が解説】「生理が終わらない」という悩みを伺うことがあります。月経(生理)が始まる前に少量の出血が2~3日続いたり、月経の終わりかけの出血が数日続いたりして、全体の出血期間が8~10日程度の場合、特に問題ないことが多いです。しかし、月経様鮮血が8日以上続く場合は注意が必要。生理が終わらない原因・病気について解説します。
生理中のセックスはリスクあり?月経中の性行為が危険な理由
【産婦人科医が解説】月経中の性行為は様々なリスクが伴うため、医師として推奨できるものではありません。「生理中のセックスは安全日だから妊娠しない」など、誤った認識を持っている人も多くいます。月経中に性行為を行ってはいけない3つの理由を解説します。
妊婦の新型コロナウイルス感染のリスク、赤ちゃんへの影響は? 感染予防とワクチン接種
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、医療のひっ迫が続いています。そんな中で先日、自宅療養中の妊婦さんの救急搬送先が見つからず、自宅で早産に至ってしまうという事例も発生しました。そこで今回は、妊娠中の感染対策と、ワクチン接種について考えます。
トリコモナス腟炎の原因・症状・検査法…男性に感染の可能性も
【産婦人科医が解説】再発を繰り返しやすい「トリコモナス腟炎(腟トリコモナス症)」。主な感染経路は性交渉で、男性・女性ともに感染しますが、他の原因で感染する可能性も。自覚症状がない場合もあります。腟トリコモナス症の原因、症状、治療、予防法について解説します。
妊娠を隠したまま自力出産に臨むことのリスク
【産婦人科医が解説】「産めない事情があるのに妊娠してしまった……」。不安に押し潰されそうな気持ちかもしれませんが、まずは「大人」に相談することです。そして産婦人科を受診してください。妊娠を周囲に隠して受診を先延ばしし、単独で出産に臨むことは、母体にも子供にも非常に高いリスクを伴います。受診後は医師を始めとする専門家が相談に乗ります。
淋菌感染症・淋病の原因・症状・治療法…不妊原因にも
【産婦人科医が解説】男性に多く、性器クラミジア感染症と並んで頻度の高い「淋菌感染症(淋病)」。1回の性行為による感染率は約30%と、比較的感染力が高いのも淋病の特徴で、咽頭にも感染します。男性、女性ともに炎症の進行状態によっては不妊の原因にもなりかねないため、適切な治療と予防が大切。淋菌感染症の原因や症状、治療・予防法について詳しく解説します。
「性器ヘルペス」の症状・治療法…初発・再発で違いも
【産婦人科医が解説】女性の性感染症の中で、クラミジアに次いで多い「性器ヘルペス」。症状は初発と再発、男性と女性で異なります。性器ヘルペスはウイルスに感染しても本人の自覚症状がないままパートナーに感染させてしまうリスクがある他、出産時の母子感染により赤ちゃんの生命を脅かす危険もあり、決して軽視できない病気です。性器ヘルペスの原因や症状、治療・予防法について解説します。
カンジダ膣炎・膣カンジダ症の症状・原因…性行為なしでの発症も
【産婦人科医が解説】おりもの異常が起きる病気の中で最もポピュラーな「カンジダ膣炎」。「膣カンジダ症」ともいいます。おりもの異常と痒みが主な症状で、いわゆる性病とは異なり性行為が全くなくても発症するのが特徴。体力や免疫力の低下、妊娠、抗生物質の服用などがが原因になります。症状、原因を詳しく解説します。
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