ファッションにも精通したガイドが、あなたの足元をキラリとコーディネート。

ガイドからの挨拶

メンズのドレスシューズに対する関心が、日本でもここ数年高くなってきました。廉価なものを履き潰すのが当たり前だったのが、「良い靴を手入れし、修理して履き続ける」という考えに、徐々にシフトしているようです。欧米諸国からもオシャレさや履き心地をウリにする紳士靴ブランドが次々と上陸し、日本のメーカーも相当刺激を受けています。

ただ、「足元のお洒落」と口で言うのは簡単ですが、それを「自分自身に当てはめて」しかも「他人に不快な思いをさせずに」どう実現するか? これは悩みどころです。流行のものや著名なブランド品を履いていればOK、といった短絡的な発想では解決できないからです。

このサイトでは、もちろん各ブランド・ショップ等の注目情報もメインに採り上げてゆきますが、同時に「この靴はどんな人にマッチするの?」「こんな時にこの靴は履けるの?」といった基本的な事柄や、永く履くために不可欠なケアやメンテナンスにもしっかりスポットを当て、こうした悩みを逆に楽しみに変えてゆければと思っております。

「どこどこのブランドの靴」以上に、「自分自身の靴」をお探しの皆さんのお役に立てると、大変嬉しいです。

経歴・バックグラウンド

1967年東京生まれ。大学卒業後、扱う商品も社風も大変カタい某大手メーカーに11年あまり勤務し、2002年に独立。出身がファッション業界でもマスコミ業界でもない、この世界では極めて異色の経歴を持つジャーナリスト。 執筆フィールドは現状のメインこそ靴ですが、本来はそれのみならずスーツやシャツ、傘、かばん、メガネ、それにフレグランスと言ったメンズの服飾品全体です。出身母体のせいか青山・表参道エリアのいわゆる「業界系」ではなく、丸の内・大手町エリアの普通のビジネスマンの感覚で考え、言葉にするのが特徴です。「身に付けていること自体が目立つモノ」ではなく、「身に付けている人を引き立たせるモノ」を良品と考えています。 「LAST」「UOMO」「MEN’S CLUB」などに執筆。変わったところでは、学校の音楽の先生向けの雑誌「音楽教育Vent」などにも書かせて頂いております。また現在、幾つかの服飾系専門学校にて非常勤講師も勤めております。 好きな言葉:「すべて偉大なものは単純である」「最後まで、つきつめて、思索する」(いずれもヴィルヘルム・フルトヴェングラー)

【All About:ガイドの原点】
https://about.allabout.co.jp/guide/guide_30