にしかわ じゅん
カウンタックLP400を愛車に持つガイドが、「趣味のクルマ」の世界をお届けします!
小さいけれど贅沢品、誰が乗っても格好いいTT
プレミアムブランドが放つ、小さな、そしてスペシャルなカタチのTTクーペ&ロードスター。小さいけど贅沢品、に見えるので初心者から元スーパーカー乗りまで、誰が乗っても格好よくまとまる。その後のカーデザインに大きな影響を与えた初代より、スタイルはもっと現実的だし、多くの人に受け入れられそうな節度あるスポーツ感とプレミアム性、存在感を醸し出すことに成功している。乗っても先代よりかなりスポーティだ。
生活の“色彩”をも変える、実用的かつ美しいA5
A4をベースとした美しい2ドアクーペ、A5。面白いことに、ニッチな印象が強いスペシャリティながら、アウディのラインナップ中で最もバリエーション豊かなモデルだ。実用的なサイズで美しいクーペには“生活のリズムを変えることなく色彩を変える”、そんな力があるような気がしてならない。
上級モデルよりツウが乗る、アウディ流を貫くA3
A1が登場するまでエントリーモデルを務めた5ドアハッチバックのA3。VWゴルフをベースとながらも、見栄えやライドフィールはしっかりアウディ流が貫かれている。実用の“実”だけでなく、プラスαで好きなブランド、好きなカタチ、好きなカラー、好きな雰囲気に浸っていたい、という人におススメ。
新たな個性のA1はキュート、でもスポーティ
Aで始まるアウディラインナップの起点となる、全く新しい個性で創りあげたのがA1。とにかくキュートでファッショナブル。裏腹に走りは俄然スポーティで、国産車の一般的なふにゃ脚に慣れた人には、ちょっと手強いかもしれない。
その乗り味は“目からウロコ”、ほどよく大きなX3
フルサイズ化したX5に代わり、低く安定した構えでほどよい大きさに進化したクロスオーバーSUVのX3。絶品の乗り心地で、走らせることが本当に楽しい1台だ。大きくなっても軽快な走りで、街乗り普段使いのメインムーバーとして、SUVを検討しているという人には一度試してもらいたいモデル。
全てがほどよいクロスオーバー、戦略的価格のX1
ワゴンとクロスカントリーの“ワゴン寄り”クロスオーバーモデルながら、デザインによってしっかりSUVに見えるところが人気のX1。ほどよいサイズ、高さ、動力性能、価格。それでいてブランド力はピカイチとなれば、これから輸入車に乗ってみたいと思う人にはもってこいの選択だろう。
“今”の自分を明るくする、真っすぐに格好いいZ4
コンパクトで走りの楽しいFRのロードスター&クーペ、というコンセプトが見事に昇華されたZ4。ロングノーズ・ショートデッキスタイルのスタイリングは格好いいのひと言だ。交差点をひらりと曲がるとき、これまで乗っていたセダンやミニバン、コンパクトカーとは全く違う次元の気持ち良さに驚くはず。
基本性能の高さに感服、長く付き合える5シリーズ
欧州車の激戦区、アッパーミドルクラスでスポーツ性とラグジュアリィ性のバランスの良さが突出しているのが5シリーズ。奥の深いパフォーマンスと飽きのこないデザインで、長く付き合える1台だ。
クルマの本質を物語る“スタンダード”、3シリーズ
欧州Dセグメントにおいてスタンダードといえるサルーン&ステーションワゴン(ツーリング)。世界中でこのクラスの新型車を担当するエンジニアの多くが分析のため乗り倒すほどだ。単なる移動のための道具ではないクルマの本質を物語るクルマである。
“らしさ”は十二分、BMWの凄みを秘めた1シリーズ
ラインナップのスタート地点となる1シリーズは、入門用やBMW乗りのダウンサイジングに納得のコンパクトモデル。FRを貫きBMWらしい走りで、“らしさ”の演出も十二分だ。
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