きよます たかひろ
専門医として診療を行う現役のアレルギー・小児科医師
小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。診察室外で多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
混合性結合組織病の症状・治療・予後
混合性結合組織病は、膠原病の1つです。膠原病である強皮症、多発性筋炎、全身性エリテマトーデス(SLE)という病気のような状態が同時または徐々に出てくる病気で、RNPという自己抗体が陽性になる病気です。強皮症、多発性筋炎、SLEとは区別されています。
敏感肌・乾燥肌…お肌の乾燥に大切なスキンケア方法
冬が近づくと、アトピー性皮膚炎の人は肌の乾燥や赤み、痒みに悩まされることが多いようです。季節のせいではなく、これは「乾燥肌」「敏感肌」と呼ばれる状態。お肌の乾燥状態を知り、肌をチェックしスキンケアをすることが大切です。
大人用の肺炎球菌多糖体ワクチンの接種・時期・副作用
肺炎球菌に対するワクチンは日本では2種類あります。主に子供に使用する7価肺炎球菌ワクチンと主に大人に使用する23価肺炎球菌多糖体ワクチンです。今回は、23価肺炎球菌多糖体ワクチンについて説明します。
起立性調節障害の症状・治療
朝起きが悪い、立ちくらみ、めまいなどをよく訴えるときに、考えられる病気に、起立性調節障害という病気があります。小学高学年に多いと言われています。この起立性調節障害について説明します。
先天性心疾患である心房中隔欠損症と心室中隔欠損症
心房中隔欠損症と心室中隔欠損症は、先天性心疾患の中で、頻度が高い病気です。心臓の左右の壁に穴が開いている病気です。
A型肝炎ワクチンの接種・時期・副作用
肝炎を起こすウイルスのうち、A型とB型に関しては予防接種があります。A型肝炎は経口感染する肝炎です。生活環境の整備で、A型肝炎は減りましたが、油断のできない感染症です。A型肝炎ワクチンについて説明します。
乗り物酔いの原因・症状・対策
乗り物酔いは、その名前の通り、乗り物に乗って、めまい、吐き気、気分の悪いなどの症状が起こってくる病気です。個人差が大きい病気で、すぐ乗り物酔いをしやすい人から全く酔わない人まで様々です。乗り物酔いの対策を説明したいと思います。
西ナイル熱の感染経路・症状・予防・後遺症
西ナイル熱は、日本脳炎と非常に似ています。蚊が媒介になること、脳炎を起こすことが共通していますが、米国で感染を繰り返し、2012年にアメリカ南部を中心に流行しています。日本では現在まで問題ありませんが、いつ発病しても不思議はありません。また、アメリカに旅行する時に要注意です。
不活化ポリオワクチンの接種時期・回数・副作用
ポリオはワクチンで防げる病気です。今まで、弱毒ウイルスを使った生ワクチンが使われていましたが、今年から、やっと不活化ワクチンが導入されることになりました。これによってワクチンによるポリオがなくなります。
その道のプロ・専門家約900人
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