きよます たかひろ
専門医として診療を行う現役のアレルギー・小児科医師
小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。診察室外で多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
ネフローゼ症候群の症状・原因・検査・治療法…小児、大人も発症
【小児科医が解説】ネフローゼ症候群は、子供の腎臓の病気の中では比較的多い病気のひとつ。浮腫や蛋白尿、高脂血症、低蛋白血症などの症状が現れ、血液検査や尿検査を行い、ステロイド療法などでの治療が必要となります。ネフローゼ症候群の症状、原因、検査、治療法について詳しく解説します。
アレルギー性紫斑病とは…原因・症状・治療法
【医師が解説】「アレルギー性紫斑病」の正式名称は「IgA血管炎」。「ヘノッホ・シェーンライン紫斑病」と呼ばれることもあります。食べ物や溶連菌、薬剤が原因で、内出血の青あざである「紫斑」が足に出たり、腹痛や足の関節の痛みなどの症状が出たりした場合に疑います。腎臓への血管が炎症を起こすと血尿や蛋白尿が出ることも。アレルギー性紫斑病の原因・症状・治療法について詳しく説明します。
赤ちゃんの肥厚性幽門狭窄症の症状・検査・治療法
乳幼児の嘔吐のほとんどは問題のないものですが、生後1ヶ月~3ヶ月頃に哺乳するたびに噴水のように嘔吐する場合、「肥厚性幽門狭窄症」という先天性異常の病気の可能性も考えられます。肥厚性幽門狭窄症の症状、診断基準、検査法、手術を含めた治療法について解説します。
親の喫煙による子供の健康被害…動脈硬化リスクも
【小児科医が解説】様々な病気の原因としてよく知られているタバコ。慢性肺疾患などの呼吸器疾患、心筋梗塞などの生活習慣病の危険因子ですが、受動喫煙による健康被害も無視できません。親の喫煙により、子どもが将来動脈硬化になるリスクが上がるという研究報告もあります。危険性を正しく知って、なるべく早く禁煙を成功させましょう。
マダニに刺されて感染…死亡例もある「SFTS」とは
【医師が解説】近年、マダニが媒介する新しい病気である「重症熱性血小板減少症候群」が、西日本を中心に報告されています。「SFTS」とも呼ばれるこの病気は、日本紅斑熱やライム病なども、マダニ感染症の一種です。野外活動やレジャーを楽しむときの、マダニに刺されないための対策法も含めて解説します。
冷房で夏バテするのはなぜ?冷えすぎ・自律神経の乱れ対処法
【医師が解説】夏バテの原因はさまざまですが、現代の夏バテでいちばんの原因は冷房による温度差とも言われています。熱中症対策のためにも非常に重要な冷房ですが、過度の使いすぎは自律神経の乱れを招くことも。夏バテになってしまう体のしくみから、自分でできる対策について解説します。
保育園や幼稚園でも多い「とびひ」とは…夏には集団感染も
【小児科医が解説】正式には「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」という「とびひ」。特に夏、乳幼児に多くみられ、保育園や幼稚園でもよく見られる感染症です。水ぶくれができるタイプと、季節や年齢を問わずにみられるかさぶたができるタイプがあります。とびひの症状と治療法、そして家庭でできる予防法について解説します。
熱中症とは…熱射病・熱疲労の症状・治療・対応方法
【小児科医が解説】夏の外出時はもちろん、屋内や車内でも注意が必要な熱中症。一言で熱中症と言っても、熱射病、熱失神、熱痙攣、熱疲労などの種類があり、症状と重症度は様々です。それぞれの症状の特徴と、治療法・応急手当法を解説します。
海水浴や磯遊びの危険生物……毒を持つクラゲ、タコ、貝等
【小児科医が解説】海水浴や磯遊びは子どもが大好きな夏のレジャー。しかし、海や磯には楽しいひとときを台無しにしてしまう危険な生き物もいます。強い毒を持つクラゲやタコ、貝から身を守る方法、万一刺されてしまった時の対処法、応急手当のポイントを解説します。
短時間でも死亡する危険…子どもの車内放置と熱中症リスク
【小児科医が解説】どんなに短時間でも、車内に子供を残してはいけません。特に熱中症シーズンは気温が高くないと感じても、命に関わることがあります。「寝ているので大丈夫」「ちょっとだけスーパーに」という軽い気持ちでの死亡事故は後を絶ちません。熱中症の症状、危険性、炎天下の屋外だけない、屋内、車内での熱中症リスクと万一の場合の対処法を解説します。
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