きよます たかひろ
専門医として診療を行う現役のアレルギー・小児科医師
小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。診察室外で多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
クループ症候群の症状・治療・予防法…乾咳・声枯れも
【小児科医が解説】90%以上が3歳までに発症する「クループ症候群」。ウイルスや細菌が喉や声帯に感染し、気道の粘膜が腫れ、「ケンケン」「コンコン」といった特徴的な咳が出る病気です。症状、原因、治療法についてわかりやすく解説します。
子供のやけどの応急処置・治療法・やけど跡
【小児科医が解説】子供のやけどの原因は、電気ポッドや暖房器具など室内にもたくさんあります。やけどをさせないように対策することが一番のやけど予防法ですが、それでもやけどしてしまった場合は、適切な応急手当が大切です。病院での治療法、赤や白のやけど跡の治し方、やけど跡やケロイドなどの後遺症について解説します。
ガス壊疽(えそ)とは……原因・症状・検査・治療
【医師が解説】ガス壊疽とは、クロストリジウム属の嫌気性菌によって起こる感染症。重症化すると手足切断が必要になったり、命に関わったりもする病気です。特に戦時下などの衛生状態の悪い状態で見られ、日本では少ないですが、手術後・怪我後などに起こることがあります。原因、症状、検査法、治療法について解説します。
胃腸炎に伴う痙攣・胃腸炎関連痙攣とは…症状・検査・治療法
【小児科医が解説】子どもの場合、ロタウイルスやノロウイルスなどによるウイルス性胃腸炎に伴って、痙攣(けいれん)を起こすことがあります。熱性痙攣と違い、発熱などの症状もなく急に痙攣するため救急受診される方も多いですが、経過観察で十分なことも多く、脳炎などのように後遺症などが残ることもない予後のよい病気です。胃腸炎に伴う痙攣に特徴的な症状、予後、後遺症の有無、原因、治療法、予防法について説明します。
ネフローゼ症候群の症状・原因・検査・治療法…小児、大人も発症
【小児科医が解説】ネフローゼ症候群は、子供の腎臓の病気の中では比較的多い病気のひとつ。浮腫や蛋白尿、高脂血症、低蛋白血症などの症状が現れ、血液検査や尿検査を行い、ステロイド療法などでの治療が必要となります。ネフローゼ症候群の症状、原因、検査、治療法について詳しく解説します。
アレルギー性紫斑病とは…原因・症状・治療法
【医師が解説】「アレルギー性紫斑病」の正式名称は「IgA血管炎」。「ヘノッホ・シェーンライン紫斑病」と呼ばれることもあります。食べ物や溶連菌、薬剤が原因で、内出血の青あざである「紫斑」が足に出たり、腹痛や足の関節の痛みなどの症状が出たりした場合に疑います。腎臓への血管が炎症を起こすと血尿や蛋白尿が出ることも。アレルギー性紫斑病の原因・症状・治療法について詳しく説明します。
赤ちゃんの肥厚性幽門狭窄症の症状・検査・治療法
乳幼児の嘔吐のほとんどは問題のないものですが、生後1ヶ月~3ヶ月頃に哺乳するたびに噴水のように嘔吐する場合、「肥厚性幽門狭窄症」という先天性異常の病気の可能性も考えられます。肥厚性幽門狭窄症の症状、診断基準、検査法、手術を含めた治療法について解説します。
親の喫煙による子供の健康被害…動脈硬化リスクも
【小児科医が解説】様々な病気の原因としてよく知られているタバコ。慢性肺疾患などの呼吸器疾患、心筋梗塞などの生活習慣病の危険因子ですが、受動喫煙による健康被害も無視できません。親の喫煙により、子どもが将来動脈硬化になるリスクが上がるという研究報告もあります。危険性を正しく知って、なるべく早く禁煙を成功させましょう。
マダニに刺されて感染…死亡例もある「SFTS」とは
【医師が解説】近年、マダニが媒介する新しい病気である「重症熱性血小板減少症候群」が、西日本を中心に報告されています。「SFTS」とも呼ばれるこの病気は、日本紅斑熱やライム病なども、マダニ感染症の一種です。野外活動やレジャーを楽しむときの、マダニに刺されないための対策法も含めて解説します。
冷房で夏バテするのはなぜ?冷えすぎ・自律神経の乱れ対処法
【医師が解説】夏バテの原因はさまざまですが、現代の夏バテでいちばんの原因は冷房による温度差とも言われています。熱中症対策のためにも非常に重要な冷房ですが、過度の使いすぎは自律神経の乱れを招くことも。夏バテになってしまう体のしくみから、自分でできる対策について解説します。
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