医師 / メンタルヘルスガイド中嶋 泰憲

人には多かれ少なかれ、２面性があるものです。しかし時には、自分の知らないもう1人の自分がいる場合があります。今回は心の病気で言う、多重人格（解離性同一性障害）についてお話します。

人が幸せを感じる時は、大抵、何らかの欲求が満たされた時です。プレゼントをもらうのは、うれしいものですが、こんな時はどんな欲求が満たされているのでしょう？

チョコレートを食べると、落ち込んだ気分が軽くなったり、イライラした気持ちが落ち着いたりすることはありませんか？それには、科学的根拠があるのです。

心因的な原因で記憶に空白が生じることがありますが、それには解離と呼ばれる現象が関与しています。

物忘れ（健忘）は老化現象の1つと考えられがちですが、脳が様々な原因でダメージを受けた際にも出現します。中にはストレスやうつ病が原因のものもあるのです。

ストレスに強くなるポイントとしては、ストレスに対して受身になるのではなく、積極的にコントロールして行こうという姿勢が大切です。

記憶力の低下は年のせいとは限りません。うつ病の可能性もあります。

原因のはっきりしない体の痛みは心から来ている場合が少なくなく、疼痛性障害と呼ばれています。

成功者にありがちな行動パターン。何事もすぐさま成し遂げなくてはと、いつも時間に追われている…。こうしたライフスタイルは病気になるリスクを高めてしまいます。

天才数学者ジョン・ナッシュの悲劇と奇跡の人生。妻アリシアのサポートのおかげでなんとか統合失調症の非現実世界から距離を保っていたナッシュにノーベル賞受賞の栄誉が訪れました。