なかじま やすのり
慶応大学医学部卒業後、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。留学先でのカルチャーショックから、自身も精神的な辛さを感じたことを機に、現代人のメンタルヘルスの重要性を悟りました。精神病院の現場から、みなさまの毎日の心の健康管理にお役に立てるよう、メンタルヘルスに関する情報発信を行っていきます。
ボディイメージと筋肉増強剤の危険な関係
ステロイドの種類には筋肉増強作用があるものがあり、その乱用は心身に大変危険です。筋肉増強剤の使用はスポーツ選手だけの問題ではなく、ボディイメージに悩みを持つ人の問題でもあります。
あなたを不幸にする3つの思考パターン
思考パターンに歪みがあると、感情や意欲に問題が生じ易く、また、感情や意欲に問題が生じていると、歪みが拡大してしまう悪循環が生じやすく、うつ病、不安障害など心の病気につながりやすくなります。
5月の健康管理術!五月病対策&治し方のポイント
五月病の本質は、新しい環境への適応中に生じる心身のスランプ状態です。スランプから抜け出すポイントは、心の不安や不満を溜め込まないこと。五月病をうまく乗り越えるコツと、予防・治し方のヒントについて、わかりやすく解説します。
部屋がいつも散らかっている…その原因は?
きれい好きな人もいれば、部屋を散らかしっぱなしの人もいますが、その原因のルーツとして、生後18ヶ月~3歳頃までのトイレ訓練の時期の乗り切り方があり、時にはそれが心の病気に関連してくる事があります。
衝撃的な体験は心をどう変えるのか
交通事故、自然災害、暴力事件など生死に関わる体験をしたり、目撃した際の恐怖や無力感によって、心が大きなダメージを受け、急性ストレス障害が出現する事があります。
乳児期は人の性格形成にどんな影響がある?
三つ子の魂、百までの如く、人の性格の多くの部分は小児期に形成されますが、何の記憶もないはずの生後18ヶ月までの期間も成人後のパーソナリティ障害の原因になる事があります。
PTSD……トラウマ体験が今も続いている
自然災害、戦争、交通事故、暴力行為の被害など生死に関わる体験は心に深刻な傷を残し、時間が経過してもその時の恐怖や不安反応が続いてしまうPTSD(心的外傷後ストレス障害)が起こる事があります。
失恋時に分かる……あなたの心の防衛法
精神的なダメージが生じる、辛く、悲しい出来事。私達は無意識の内に心を守ろうとします。心理学の用語では「防衛機制」と呼ばれるこのメカニズム、心の病気から心を守る上でもとても重要なのです。
統合失調症の症状……妄想は心の不調のサイン
心の病気でいう「妄想」とは、普通に考えればありえないようなことを、現実のことだと固く信じてしまう症状です。心の調子がかなり悪くなった時に出現します。内容によって、被害妄想、誇大妄想、心気妄想、罪業妄想などに分けられます。
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