まきの くにお
「漢字」と「名づけ」に全力を注ぎ、質の良い情報提供をいたします。
マタニティ雑誌『バルーン』『プレモ』で30年以上、名づけ相談を担当。全国各地のデパート、企業、産院に招かれての命名相談や命名の講演は延べ1000回以上。お受けした名づけ相談は12万件を越え、拝見した候補の名前は100万を越えます。著書は名づけ、漢字に関する本など40冊。
名づけの注意点
名づけで注意することは、名づけの姿勢がきちんと守られているかどうかです。つまり自分にウソをつかず、自分の本音を大切にしているかどうか、そして名前をつけられる本人や、本人と関わる社会の人のことを大切に考えているかどうか、ということです。
7つの名づけのやりかた
名づけには、大きく分けると7つの発想のやりかたがあります。そのなかでどの名づけをしたいのか、ご自分の本音をはっきりさせることが、混乱のない、後悔や失敗のない名づけにつながります。
お七夜・命名書
お七夜とは古来おこなわれていた儀式で、生後7日目に親類を招いて誕生と氏名を正式に発表するものです。したがってその日までに名前を決定していましたが、最近はこの習慣はかなり少なくなっています。
最近の名づけの良い傾向
最近の名づけの良い傾向は、音やイメージから出発して名前を作る人が多い、ということです。これは自の好みの名前が作れますので、あとで後悔することはありません。
最近の名づけの良くない傾向
最近の名づけでは、情報の集めすぎで混乱する人が多く、また一部の傾向ですが、本人がいやがるような珍奇名前、また人に読めない、あるいは男女を間違えるといった大きな難点のある名前が個性的なように誤解されることがあります。
姓名判断とは
姓名判断は人の氏名と運勢を結びつける占いで、名づけのいろいろな方法の一つに、姓名判断に従う名づけがあります。いわゆる名字と字画の合う名前を作る方法で、名づけの本やサイトのほとんどはこの名づけが書かれています。
姓名判断で名前をつける手順
姓名判断は5通りの足し算をして占いますが、名づけのときはまだ名前が決まっていないわけですから、足し算をして占うことはできません。そこで名字と字画の合う名前の画数を計算する、という逆の手順になります。
名づけのルール
名づけでは法律で決められたルールは少なく、あまり気にする必要もありません。それよりもなぜ法律で決められたルールがあるのかということ、また法律で決めていない道義的なことのほうが重要です。
名づけの本は内容がさまざま
「名づけ」というタイトルの本は占いの本が多く、占いの流派によってさまざまな内容になっています。それは必ずしも名づけに必要な知識ではありません。
音から作る名前
音(呼び名)から作る名づけは今最も多く、素直に好みが出せますので、あまり失敗や後悔をすることはありません。浮かんだ呼び名は男女混ぜながらひらがなでメモし、吟味をしない、というのが要領です。
その道のプロ・専門家約900人
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