いのくま ひろこ
アカデミックな見地から、子どもが育つのにふさわしい環境を考えたい
ジャーナリスト。名寄市立大学特命教授 (一社)子ども安全計画研究所代表理事。 保育・教育、子ども施策などを主なテーマに、執筆・翻訳、テレビ・ラジオ出演、講演を行なう。4人の子どもの母。著書多数。『死を招いた保育』(ひとなる書房)で第49回日本保育学会 日私幼賞・保育学文献賞受賞。
vol.3 働くママの新・三種の神器とは?
働くママの新・三種の神器は、ルンバ、全自動洗濯乾燥機と食器洗い乾燥機。この3つは必須。子どもが多い私にとっては、1日でもなければ暮らせないもの。「電気代がかかりそう」「水道代がかかりそう」などと言われることもありますが、子どもが小さくて、ただでさえママも疲れている時期なのです。それくらいは許して!という気持ちになりましょう。子どもが独立すれば、また使わずにエコな暮らしができる日が来るのですから。
vol.2 働く母は、いつ、どこで買い物する?
昼間は仕事、夜は育児。ワーキングマザーの毎日は、時間との闘いです。急な残業で焦って保育園にお迎えに行き、家に帰ったら冷蔵庫の中身が空っぽ……なんて、シャレにもなりません! お腹が空いて泣きわめく子どもを連れて買い物に行く時の地獄たるや、恐ろしすぎて考えられない。忙しくても、ちゃんと食事は摂りたい、摂らせたい! みんな、どんな風に買い物しているのでしょう?
vol.2 幼保一元化・幼保一体化って何?
民主党が考える新しい子育てシステムの中で「幼保一元化(幼保一体化)」に基づく「こども園」というものがあります。今までの「認定こども園」と違うものなの? もし違うなら、一体どこが違うの? 今回は、幼保一元化について取り上げます。
入園料・保育料、保育園にかかるお金は?
子どもを預けたい!と思っても、気になるのは「保育料」。収入が低いのに保育料が高ければ、働いても、働いても、保育料になってしまう……という心配もあります。安心のためには、ある程度の料金は仕方ないとしても、あまりにも高いと、預けるのを躊躇してしまいそうです。
幼稚園の入園料・保育料
幼稚園に入園するためには、入園料が必要なところがほとんどです。園ごとに相当な開きがありますが、入園料の相場としては5万円から10万円以上になる場合がほとんど。ほかに制服などの購入も必要ですから、入園時期はまとまった額のお金が必要になると覚悟しておきましょう。自治体によっては、入園金の補助も行われているので確認を。
幼稚園の給食とお弁当
現在の幼稚園では、お弁当のところもあれば、給食のところもあって、どちらが多い、と断定できない状況です。なかには週の半分ずつ給食とお弁当の日があったり、週に1日だけ給食、あるいは週に1日だけお弁当といったところもあります。とにかく、園の方針や園長先生の考えに基づいて、自由に給食とお弁当が取り入れられています。
ベビーシッターを頼むには?
ベビーシッターとは、自宅まで来て保育をしてくれる人のことです。1時間あたりの決められた金額で、自宅で子どもの世話をしてもらったり、幼稚園や保育園などへ送迎してもらうことができるサービスです。
妊婦検診助成金とは?
少子化対策の一環として、妊婦健診の費用を助成しようということになり、国から地方自治体に予算が下りるようになりました。国の声がけで「全国一律無料化」を叫んだ割には、地域によってかなりの格差があるのが現実です。「無料化になった」ということだけで安心せず、住んでいる自治体ではどの程度の助成が行われているのか、事前に調べておきましょう。
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