さかね やすひろ
「住宅情報 都心に住む」元編集長。現在は高級マンションを中心に取材、執筆活動等行う。
憧れの一邸 “ルーフバルコニー付きペントハウス”
コレクター垂涎の条件を設定してみた。「ルーフバルコニー付ペントハウス」。しかも「規制から生まれた産物」としてのルーフバルコニーではなく、純粋に心地よさを探求した結果、生まれたスペースであること。タワーマンションのペントハウスには、そのような特殊住戸がいくつか存在する。
“開放的なキッチン”は、ここに注意
高級マンションのキッチンは、リビングダイニングから完全に切り離したクローズド型とオープン型の二種類に分かれる。設備やデザインの進歩、ライフスタイルの変化から現在は後者が主流。最近では吊り戸棚を取り払うなど、開放的なキッチンが増えたが、このタイプは注意が必要。要点を3つほどまとめてみた。
なぜ「六本木ヒルズレジデンス」は快適なのか?
現在、都心における高級賃貸マンションの中で、これほど注目度の高い物件が他にあるだろうか。「六本木ヒルズレジデンス」は立地、グレード、サービスのいずれにおいてもトップクラスにあたるが、秀逸なのはその間取りである。タワーながら「心地よい空間」の秘密に迫る。
高級マンションの間取り<低層マンション4LDK>
高級マンションのお手本ともいうべき間取りをご紹介しよう。昨今注目の低層マンション、4LDKで面積は241.1平米。PP分離に2バス3トイレ。設計はアーキサイトメビウス。
目黒駅前に第1号「三井の住まいモール」でできること
JR山手線「目黒」駅西口、「パークタワー目黒」5階に「三井の住まいモール」が誕生した。ここには新築マンション(三井不動産レジデンシャル)をはじめ、中古マンションや土地の仲介(三井リアルティ)、リフォーム(三井のリフォーム)、注文住宅(三井ホーム)、賃貸(レジデントファースト)の5店舗(業種)が集結。さまざまなニーズにワンストップで応える新たな試み。
なぜこうも違う!?マンションの営業スタイル
買った人に「決め手は何だっか」を尋ねると、「営業マン」と答える人が予想以上にいる。マンション販売における営業マンの役割はじつに多岐にわたり、買い手にとって非常に大きな存在である。実際に、評判の良かった営業マンションにその心得を聞いてみた。
「壁式免震」マンションから見える借景
震災以降、免震構造に注目が集まっている。しかし、その効果は地震力の低減だけに関心が寄っているようで、中高層における壁式構造の採用や、ラーメン構造であっても柱や梁を細くできる利点も持ち合わせていることは、あまり知られてはいないようだ。免震構造は、室内において出っ張りがない(または小さい)ため、使いやすく無駄のない空間に仕上がることもメリットだ。
桜並木が囲む高級賃貸マンション「アークタワーズ」
「アークタワーズ」の特徴のひとつは、敷地を囲む外周の三方道路すべてが桜並木であること。四半世紀を過ぎた桜の木々は、アーチのように生い茂り、春にはお花見の名所ともなる。この桜を借景にする3階住戸の部屋が、たまたまクリーニング期間にあったので、内覧させてもらった。
「ユナイテッドアローズ」がタワーマンションとコラボ
ファッションブランド「ユナイテッドアローズ」が、このたび住宅市場に参入。第一弾は「プラウドタワー東雲キャナルコート」(野村不動産)の収納パーツを中心としたインテリアオプション提携である。先日マスコミに向けショールームが公開された。
「小規模マンション建替え」が抱える課題とその対策
建て替えは、現所有者のそれぞれの要望を把握するところからはじまる。四半世紀以上も経つと家族構成やライフスタイルは変化して当然。よって、新居に求める広さも世帯によってまちまちだ。もちろん経済事情も異なるため、単価の高い都心の専有部の大きさは微妙な調整が求められる。
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