いのうえ けいこ
安心・安全な住まいを見極め、女性視点でサポートする一級建築士
マンション設計に携わった経験を数多く持つ一級建築士が、住まいの性能を解説。性能評価申請に関わったマンションは20棟以上。設計事務所設立後は子育ての経験を生かし保育園の設計なども行う。その他に戸建て・マンション購入セミナー講師、新聞へのコラム連載など。
マンションでカビが発生しやすい場所と家具配置
マンションでは結露が発生しやすい場所があり、家具レイアウトによっては「いつの間にか家具の裏にカビがびっしり生えていた」「タンスの中の衣類まで濡れていた」という事態も起こりかねません。そのようなことが起こらぬよう、マンションの結露危険ゾーンと家具レイアウトの注意点を確認しておきましょう。
夏も発生!マンションで結露が起こりやすい3つの場所
カビの原因、結露(けつろ)は冬や梅雨だけでなく、夏も発生しています。今回はマンションで結露が発生しやすい場所を季節別にチェックしてみましょう。
原状回復費用はどこまで負担すべきなのか
賃貸住宅を引き払う際には、家主さんから借主に「原状回復費用」が請求され、入居時に預けていた敷金から差し引かれる。膨大な請求を受けたという人の話も聞くと、一体どれだけ請求がくるのか気になるものだ。今春引っ越しをしたガイドの場合を一例として検証してみよう。
広くないリビングダイニングには兼用家具がオススメ
マンションの間取り図で「リビング・ダイニング」と表記されている部屋でも、空間の広さや形によってはソファーセットとダイニングセットの両方を置くのが難しい時があります。そんな時はくつろぎ+食事ができる兼用家具「リビングダイニングソファー」を置いてはいかがでしょうか。
西向きリビングに大開口がある住戸の注意点
今では新築分譲マンションの約7割で窓に複層ガラスが使用されるようになりました。最近ではさらに断熱性の高いLow-E複層ガラスを使用するマンションも。特に西向きに大きな窓がある住戸では窓の性能に注意が必要です。
家一軒分の窓の断熱化にかかる費用はどのくらい?
今や省エネ・エコの家づくりは「当たり前」の時代。既存住宅なら窓まわりから断熱リフォームすると高い効果が期待できる。省エネ住宅ポイントが再開したので、自宅の主な窓に内窓をつけることにした。
地震に強い構造はこれだ!マンション編
近年のマンションは、基本的に地震に強い「耐震構造」になっています。また技術の発達に伴い免震構造、制振(制震)構造という新しい工法も出ています。今回はそれぞれの構造の違いをまとめ、比較しました。
新しい家に住み始める前のシックハウス対策講座
新しい家の住み始めに「体調が悪いなぁ」と感じたら、それは「シックハウス症候群」かもしれません。辛い思いをする前に、家の中で発生するシックハウス症候群の原因と対策を知っておきましょう。
つららと住まいの断熱
雪国では冬の風物詩ともいえる軒先のつらら。全ての住宅の軒先にあるかというとそうではなく、つららのある建物とない建物がある。そしてよくよく観察してみると、同じ家なのにつららのついている部分とついていない部分がある。つららができやすい屋根の条件ってあるのだろうか。
家の耐火性、高い低いはここで決まる!
2007年に発覚した大手建材メーカーによる耐火偽装で性能の劣る耐火材が多く出回るという前代未聞の事件が発覚。耐火材は家のどんな部分に使われ、なぜ必要なのでしょうか? 今回は「住まいの耐火性」について基礎知識をまとめます。
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