なかがわ ひろこ
住まいと街の解説者。街選びのプロが地盤、地形、歴史から街を紹介
30年以上住まいの雑誌編集に携わる経験を生かし、実際に歩いて集めた街情報を紹介します。
江戸川橋、一歩入ると庶民的な都心の街
神田川沿いなのに江戸川橋。文京区にある東京メトロ有楽町線江戸川橋駅はあまり知られていないものの、アクセスの良さに加え、お祭りに熱くなる人達も多い庶民的な雰囲気もある街です。
富士見台、富士が見えた台地の上の住宅地
西武池袋線富士見台(練馬区)はかつて東京にいくつかあった富士が見えたことを意味する地名のひとつ。ただし、成立は新しく、昭和10年代以降。台地上に位置し、フラットで静か、一戸建ての並ぶ住宅街を見て来た。
境界協会に聞く、街の境界の意味
街には境界がある。それはどのようにできたのかを探ってみると今は暗渠になっているが、以前はそこに川があったからだなどと土地の来歴が分かってくる。境界を愛でる境界協会の小林政能さんに話を聞いた。
早稲田、建替え、高層化進む伝統ある学生街
早稲田大学を中心に若い人が集まる街早稲田。とはいえ、建替え、高層化も延々続いており、街並みは年々変わっています。複数の地下鉄に加え、東京唯一の路面電車も使える街の今を見てきました。
ニュー不動産展で聞く「まちと不動産の幸せな関係」
2015年8月、渋谷でニュー不動産展というイベントが開かれた。もっと不動産を楽しむきっかけを作るをテーマに2日間、6つのセッションが行われたが、そのうち「まちと不動産の幸せな関係」をご紹介しよう。
国交省ハザードマップポータルで危険をまとめて一覧
東日本大震災以降、インターネット上の地図で情報を重ねて閲覧できる仕組みが続々登場している。ここでご紹介する国交省ハザードマップポータル内「身の周りの防災に役立つ情報をまとめて閲覧」もそのひとつだ。
実は被害甚大だった横浜の関東大震災を知っておきたい
防災の日、9月1日は1923年(大正12年)に起きた関東大震災のまさにその日。東京では下町での大惨事が知られるが、実は見方によっては横浜市の被害はそれを上回る。横浜の関東大震災について知っておこう。
許可不要、一戸建てミニ開発の◎と×と選び方
建売一戸建て開発では敷地面積の広さによって開発許可の要不要が分かれる。許可不要のいわゆるミニ開発では立地、価格などでメリットがある一方で物件によっては不安な要素もある。どこを見れば良いだろう。
常盤平、並木の美しいゆったり静かな住宅街
千葉県松戸市にある新京成線常盤平は19596年(昭和34年)に入居が始まった旧住宅公団の大規模団地のある街。日本の道100選に選ばれた並木がきれいな街には昭和ののんびりしたムードが残されています。
汐入・横須賀中央。海山が近接する海辺の街
三浦半島の大部分を占める神奈川県横須賀市は東京湾の入り口に位置し、古くから軍事拠点となってきました。急峻な丘陵と海が近接、独自の雰囲気のある同市の中心部、横須賀中央、その隣駅汐入を見てきました。
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