はせがわ だい
世界を駆け回る世界遺産・世界史・国際政治・海外旅行ライター
得意ジャンルは世界遺産・世界史・海外情勢・海外旅行・哲学・芸術等。世界遺産マイスター、世界遺産検定1級文部科学大臣賞受賞。出版社で編集者として勤務したのち世界一周の旅に出る。現在は東南アジアを拠点に海外旅行を継続しながらフリーの編集者・ライターとして活動。訪問国数は約100、世界遺産は約250に及ぶ。
ルクセンブルク市:古い街並みと要塞が連なる世界遺産
城壁と渓谷に囲まれた城郭都市ルクセンブルク。森と川と城と街が調和した旧市街は数多の国の侵略を受けるが、その代償として欧州各地の文化を吸収し、強く美しい街並みを花開かせた。今回はルクセンブルクの世界遺産「ルクセンブルク市: その古い街並みと要塞群」の歴史・文化と、 ベストシーズンなど観光情報を紹介する。
聖地エルサレム:3宗教35億人が崇める神の土地
ユダヤ・キリスト・イスラムの3宗教35億人の信者が聖地と称えるエルサレム。1km四方の城壁に囲まれた旧市街は各国からの信者を受け入れる世界の縮図であると同時に、岩のドーム、嘆きの壁、ゴルゴダの丘など伝説的な建物が密集する歴史都市でもある。今回は領有権に揺れる世界遺産「エルサレムの旧市街とその城壁群」の複雑な歴史や見所・観光名所を紹介する。
青の都サマルカンド/ウズベキスタン
荒野にたたずむシルクロードのオアシス都市・サマルカンド。「青の都」「イスラム世界の宝石」「東方の真珠」と称されるこの都市は、古代から三蔵法師・玄奘や大王アレクサンダーをはじめ多くの旅人や王たちを引きつけてきた。今回はイスラム世界随一を誇る建築芸術はもちろん、砂漠や草原・星空の景色、名物のナン、無形文化遺産のパラフをはじめ、エキゾチックな魅力を満載した世界遺産「文化交差路サマルカンド」を紹介する。
21世紀の世界遺産戦略
世界遺産はヨーロッパに集中していたり、文化遺産が多かったりと、様々な不均衡があるようだ。このような不均衡を是正しようという動きについて紹介する。
チャンアン複合景観:ベトナム随一の絶景世界遺産
大地から突き出す無数の奇岩・奇峰をバックに、美しい水田や農村、河川・湖沼が広がるベトナム北部の省、ニンビン。ここには「陸のハロン湾」と呼ばれるタムコックや、洞窟と渓谷の名勝・チャンアン、洞窟寺院・ビックドン、千年の歴史を誇る首都遺跡・ホアルーをはじめ、数多くの名所が点在している。今回はベトナムの世界遺産「チャンアン複合景観」に含まれるこれらの名所の歴史・文化や観光情報をお伝えする。
マラケシュ旧市街/モロッコ
世界最大の砂漠・サハラの北の果て、アトラス山脈の麓に位置するモロッコのオアシス都市マラケシュ。灰色の荒野と褐色の砂漠の果てに立つその都市は、水と緑にあふれる庭園・公園、イスラム装飾で覆われた宮殿やモスク、歌と掛け声に満ちた広場や市場で彩られ、古来、砂漠を渡る旅人たちを癒してきた。今回はモロッコ観光のハイライト、世界遺産「マラケシュ旧市街」を紹介する。
フェズ旧市街/モロッコ
ほとんど自動車さえも入ることのできない迷宮都市・フェズ旧市街。人々はいまだラマやロバを利用して物資を運び、中世の街並みと暮らしを引き継いでいる。そんなフェズ旧市街で楽しいのは「迷い歩き」。今回はモロッコの世界遺産「フェズ旧市街」のできるだけ安全な迷い方を解説する。
アイット・ベン・ハドゥ/モロッコ
サハラ砂漠を縦断するキャラバンは、クサルと呼ばれるオアシス都市で旅の疲れを癒したという。クサルは難攻不落の要塞で、敵襲はもちろん砂漠の気候に耐える工夫に満ちている。そんなクサルの中でもっとも美しいとされるのがアイット・ベン・ハドゥだ。そのエキゾティックな姿から『シェルタリング・スカイ』をはじめ数多くの映画のロケ地となった。今回はモロッコの世界遺産「アイット・ベン・ハドゥの集落」を紹介する。
ワット・プー/ラオス
最高神シヴァの聖なる山と称えられたカオ山の麓には、1500年以上前から古代都市が栄えていた。たびたび国が変わり、宗教もヒンドゥー教から仏教へと移ったが、カオ山とワット・プーは聖地として変わらず崇められてきた。山や川・寺院が一体化した美しい文化的景観は、神と自然を同一視する世界観の表れでもある。今回はラオスの世界遺産「チャムパーサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群」を紹介する。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら