はせがわ だい
世界を駆け回る世界遺産・世界史・国際政治・海外旅行ライター
得意ジャンルは世界遺産・世界史・海外情勢・海外旅行・哲学・芸術等。世界遺産マイスター、世界遺産検定1級文部科学大臣賞受賞。出版社で編集者として勤務したのち世界一周の旅に出る。現在は東南アジアを拠点に海外旅行を継続しながらフリーの編集者・ライターとして活動。訪問国数は約100、世界遺産は約250に及ぶ。
リラ修道院/ブルガリア
リラ修道院は、荘厳さとキュートさを併せ持つ不思議な世界遺産。城壁を兼ねる僧院にぐるり取り囲まれた姿は要塞のようだが、中にある教会は白黒と紅白のストライプで彩られ、内部は天使や悪魔を描いた極彩色のフレスコ画で覆われている。今回はブルガリア正教会の総本山、世界遺産「リラ修道院」を紹介する。
聖カトリーナ修道院地域/エジプト
紀元前13世紀、神がモーセに啓示を与え、十戒を刻み込んで与えたという伝説の聖地シナイ山。3世紀には天使たちが聖カトリーナの遺体をここに運び込んだという。今回は、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地としていまも多くの巡礼者が祈りを捧げるシナイ山と、その麓にある聖カトリーナ修道院を紹介する。
ブリュッセルのグランプラス/ベルギー
ブリュッセル旧市街に広がるグランプラスは、「世界でいちばん豪華な広場」「絢爛たる劇場」「小さなパリ」等の称賛を受ける美しい広場であると同時に、中世の商人や手工業者たちがその自治と伝統を守り抜いた誇り高い街でもある。今回はベルギーの世界遺産「ブリュッセルのグランプラス」を紹介する。
ルアン・パバンの町/ラオス
ラオスの古都ルアン・パバンは仏の心がいまに伝わる生きている聖地。メコン川が育む熱帯の深い緑の中に60以上の寺院が点在し、僧たちはいまだ托鉢によって食べ物を手に入れる。今回は東南アジア一美しい街のひとつであるラオスの世界遺産「ルアン・パバンの町」を紹介する。
ヴィエリチカ岩塩坑/ポーランド
巨大な岩塩層を持つヴィエリチカの地下には、アリの巣のように張り巡らされた深さ300m、総延長300kmに及ぶ坑道跡がある。ここで坑夫たちは岩塩を採掘するだけでなく、地下に巨大なホールや礼拝堂を造り、神々やドワーフの姿を彫って地下都市を築き上げた。今回はポーランドの世界遺産で、神秘的な地下博物館として営業を続ける「ヴィエリチカ・ボフニャ王立岩塩坑」を紹介する。
グレート・ジンバブエ/ジンバブエ
サバンナの深い緑にジャカランタの花が咲き乱れ、小高い丘には巨石を利用した王宮アクロポリス、そして街の中央には奇妙な楕円形の石造遺跡グレート・エンクロージャーがたたずんでいる。今回はジンバブエの国名の由来になり、国旗にも描かれたジンバブエの誇り、「グレート・ジンバブエ国立記念物」を紹介する。
2011年新登録の世界遺産
2011年6月の第35回世界遺産委員会で、日本の平泉や小笠原諸島をはじめとする25件の新世界遺産が誕生した。これで世界遺産総数は936件、うち日本の世界遺産は16件となった。今回は速報記事として世界遺産委員会の概要を紹介する。新世界遺産全リストつき!
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