あべ かずほ
薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者
東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳科学と医薬。
頭部MRI検査でわかること…CTとの違い・メリット・デメリット
【脳科学者が解説】頭部MRI検査では、CTではっきりわからない脳梗塞や頭蓋骨近辺の病変も発見可能です。MRIの仕組みとレントゲンやCTとの違い、メリット・デメリットについて、わかりやすく解説します。
脳卒中の早期発見にも有効!CT・MRIなどの脳画像検査技術
【脳科学者が解説】脳の中の健康状態や病変を知るために、かつては大がかりな外科手術をするしかありませんでした。しかし現在では、一般的な健康診断にも「脳ドック」などの検診コースが加わり、レントゲンやCT、MRIなどで、手軽に脳の中の様子を知ることができます。脳卒中や脳萎縮の早期発見にも役立つ、脳画像検査技術の魅力をご紹介します。
頭部CT検査とは…レントゲンとの違い・メリット・デメリット
【脳科学者が解説】CT検査は、平面の状態でしか見れないX線写真・レントゲンと違い、体の断面の状態を見ることができます。全身をスキャンする時間も10分以下ととても短時間で検査できる点も魅力です。一方で放射線量が多いなどのデメリットもあります。CT検査の特徴、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
骨の健康にも役立つうなぎの栄養…うなぎ研究から骨粗しょう症の治療薬も
【薬学博士・大学教授が解説】夏のスタミナ源であるうなぎは、カルシウムやビタミンDを豊富に含み、骨の健康維持にも役立つことが知られています。しかし、うなぎの研究から生まれた骨粗しょう症の治療薬があることを知っている方は少ないでしょう。知られざるうなぎの魅力をご紹介します。
ホムンクルスとは?大脳皮質のマッピングで現れる脳の中の小人
【脳科学者が解説】失語症患者や、戦争で脳を損傷した人の状態を研究する中で、脳の部位ごとの機能が明らかになっていきました。人間の大脳新皮質の役割を部位ごとにマッピングしていくと、脳の中に小人がいるような図が浮かび上がります。脳科学において有名な脳の中の小人・ホムンクルスです。大脳皮質研究の面白さを、わかりやすく解説します。
「ブロードマンの脳地図」の謎と魅力…脳科学者を魅了する理由
【脳科学者が解説】「ブロードマンの脳地図」は、100年以上経った現代でも高く評価され、多くの脳科学者を魅了しています。脳を52の領域に分け、いわば「脳の住所」を作ったものですが、脳の形態と機能を結び付けた「機能局在論」の助けになりました。少し専門的ですが、知れば脳科学がもっと面白くなる「ブロードマンの脳地図」の魅力をご紹介します。
シワだらけの脳の境界はどこ?大脳皮質のシワと部位を読み解く
【脳科学者が解説】大脳皮質は前頭葉・頭頂葉・後頭葉・側頭葉の4部位に分けられますが、脳はシワだらけで、その境界は実はあいまいです。大脳のシワは医学的には「脳溝」(のうこう)と言いますが、このシワの特徴から、脳の境界が考えられてきました。まるで「手相」のような、脳のシワとその発見の歴史について、わかりやすく解説します。
山椒の知られざる特徴…成分・効能・使い方・しびれの正体
【植物に詳しい薬学部教授が解説】食の恵みを与えてくれる植物。それぞれの性質や面白さを理解すると、食生活はさらに楽しく豊かになります。今回は、香辛料やさまざまな食材として人気の「山椒」の魅力について、わかりやすく解説します。
認知症の記憶障害、昔の記憶は正確なのはなぜ?忘れる順番・記憶のしくみ
【認知症研究者が解説】認知症に含まれる記憶障害では、昨日の出来事を覚えていなくても、昔の思い出はしっかり覚えているということが起こります。昔の話も作り話ではなく、ほとんど正確です。記憶を忘れる順番や、記憶のしくみについて、脳科学的に解説します。
過量服薬などの依存性・副作用リスクも…市販薬で注意すべき6成分
【薬学博士・大学教授が解説】市販薬の誤った使用は法律に反する行為です。現在オーバードーズとも言われ問題になっている「過量服薬」において、特にコデインやエフェドリン、プソイドエフェドリンなどは乱用の恐れがあると注意が促されている成分です。これらの本来の効果、依存性、副作用やリスクについて、わかりやすく解説します。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら