あべ かずほ
薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者
東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳科学と医薬。
Q. なぜ人は怖い話を聞きたくなるのでしょうか?
【脳科学者が解説】怖い話を聞いたり、恐怖映画を見たりしたくなるのはなぜでしょうか? 不安感や恐怖感を覚えながらも、「怖いもの見たさ」をやめられないのは、生きていく上で重要な脳のはたらきが関係しています。わかりやすく解説します。
Q. どんなにぼんやりしていても、無意識のうちに家に帰りつけるのはなぜ?
【脳科学者が解説】どんなにぼんやりしていても、酔って翌日には記憶がなくても、私たちは無意識のうちに家に帰りつけるものです。同じように、自転車や車の運転なども、いちいち手順を考えずにすることができます。なぜなのか、わかりやすく解説します。
Q. 覚醒剤は一度だけの使用でも、本当にそこまで危険なのでしょうか?
【薬学博士・麻薬研究者が解説】覚醒剤は依存性が高く非常に危険なものですが、薬物依存から回復して社会復帰した著名人の姿などを見て、「覚醒剤はやめられなくなる」というのは、少し大げさな嘘ではないかと考える方もいるかもしれません。「一度だけ、少しだけなら大丈夫では」という考えが絶対にいけない理由を解説します。
Q. 夏場は薬を全部冷蔵庫で保管すべきでしょうか?
【薬学部教授が解説】薬の保管方法として、高温多湿を避けるように書かれているものが多いです。30度を超えるような夏には、常温保存でいいのか気になり、冷蔵庫で保管している方もいるようです。夏場の正しい薬の保管方法を解説します。
Q. 「梅干しにはお弁当を腐りにくくする効果がある」って本当?
【大学教授が解説】お弁当のご飯には、よく梅干しが乗せられています。「お弁当を腐りにくくするために、抗菌効果のある梅干しが置かれている」と思っている方も少なくないようですが、実際にどれくらい効果があるのでしょうか? わかりやすく解説します。
Q. 「台風の予報でワクワクする」のは不謹慎でしょうか?
【脳科学者が解説】「台風が来るとわかるとワクワクする」という人がいます。特に子どもは台風を楽しみにするような発言をしがちですし、それを不謹慎だと親が叱ることもあるかもしれません。台風による不便さや被害は望んでいないのに、なぜワクワクする気持ちが起きてしまうのか、脳科学的に解説します。
痛み止めで様子見は危険?暑さによる「危険な頭痛」は命にかかわることも
【薬学部教授が解説】厳しい暑さが続く中、「暑くて頭痛がする」と感じる場合は注意が必要です。熱中症や脳梗塞など、放置すると命にかかわる頭痛の可能性もあります。注意すべき危険な頭痛と対処法、知っておくべきことについて、解説します。
Q. メガネなど、近くにある物を探し回ってしまうことがあります。なぜでしょうか?
【脳科学者が解説】家の鍵、車の鍵、リモコン、メガネ、プリントなど、実はすぐ手元にあるものをなくしたと思って、探し回ってしまったことはありませんか? 家族に探してもらうと、あっさり見つかったりするものです。実は、これは脳のしくみが原因です。わかりやすく解説します。
「麻薬=違法薬物」は誤り!モルヒネやフェンタニルの正しい役割
【薬学博士・麻薬研究者が解説】「麻薬のような違法薬物」と聞いても違和感がないなら、少し注意が必要です。「麻薬=法律で禁止されている薬物」という思い込みは、大きな間違いです。麻薬そのものは違法なものではない理由を、わかりやすく解説します。
医薬品が生態系を脅かす?余った薬を適当に処分してはいけないワケ
【薬学部教授が解説】薬は私たちの健康を守るために大切ですが、捨て方や扱い方を間違えると、自然の生態系に悪影響を及ぼす可能性があります。実際に報告された事例と、私たちが注意すべきことを解説します。
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