あべ かずほ
薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者
東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳科学と医薬。
「ストループ課題」で訓練できる?「思い込み」で失敗しないためのトレーニング法
【脳科学者が解説】自動ドアだと思って手動のドアの前に立ち尽くしたり、子供の持ち物に自分の名前を記名してしまったり…。うっかり間違いは脳の「プライミング」というしくみによって起こるものです。間違いを減らす方法はあるのか、ストループ課題による訓練法をご紹介します。
Q. テストやメールでの書き間違い、見直しても気づきにくいのはなぜでしょうか?
【脳科学者が解説】メールの書き間違いや、テストでのうっかりミス。ちゃんと見直しをしたはずなのに、ちょっとした間違いに気づけないのはなぜでしょうか? 実は脳のしくみから説明ができます。間違いを減らすコツも含めて、わかりやすく解説します。
Q.「病的な幻覚」と「ただの気のせい」の境目はどこですか?
【脳科学者が解説】脳の働きが正常でなくなり、精神的な病気になった場合、幻聴や幻視などの幻覚症状が出ることがあります。一方で健康な人でも、「気のせい」で何かが見えたり聞こえたりした気がすることもあります。境目はどこなのか、わかりやすく解説します。
Q. 「悪夢を見るのは脳の病気が原因」って本当ですか?
【脳科学者が解説】脳の病気など、脳のはたらきに異常がある場合、症状の一つとして悪夢を見ることがあります。しかし実際には、多くの悪夢は心配のないものです。よくある悪夢と、病院受診を考えるべき目安について、解説します。
Q. なぜ人は怖い話を聞きたくなるのでしょうか?
【脳科学者が解説】怖い話を聞いたり、恐怖映画を見たりしたくなるのはなぜでしょうか? 不安感や恐怖感を覚えながらも、「怖いもの見たさ」をやめられないのは、生きていく上で重要な脳のはたらきが関係しています。わかりやすく解説します。
Q. どんなにぼんやりしていても、無意識のうちに家に帰りつけるのはなぜ?
【脳科学者が解説】どんなにぼんやりしていても、酔って翌日には記憶がなくても、私たちは無意識のうちに家に帰りつけるものです。同じように、自転車や車の運転なども、いちいち手順を考えずにすることができます。なぜなのか、わかりやすく解説します。
Q. 覚醒剤は一度だけの使用でも、本当にそこまで危険なのでしょうか?
【薬学博士・麻薬研究者が解説】覚醒剤は依存性が高く非常に危険なものですが、薬物依存から回復して社会復帰した著名人の姿などを見て、「覚醒剤はやめられなくなる」というのは、少し大げさな嘘ではないかと考える方もいるかもしれません。「一度だけ、少しだけなら大丈夫では」という考えが絶対にいけない理由を解説します。
Q. 夏場は薬を全部冷蔵庫で保管すべきでしょうか?
【薬学部教授が解説】薬の保管方法として、高温多湿を避けるように書かれているものが多いです。30度を超えるような夏には、常温保存でいいのか気になり、冷蔵庫で保管している方もいるようです。夏場の正しい薬の保管方法を解説します。
Q. 「梅干しにはお弁当を腐りにくくする効果がある」って本当?
【大学教授が解説】お弁当のご飯には、よく梅干しが乗せられています。「お弁当を腐りにくくするために、抗菌効果のある梅干しが置かれている」と思っている方も少なくないようですが、実際にどれくらい効果があるのでしょうか? わかりやすく解説します。
Q. 「台風の予報でワクワクする」のは不謹慎でしょうか?
【脳科学者が解説】「台風が来るとわかるとワクワクする」という人がいます。特に子どもは台風を楽しみにするような発言をしがちですし、それを不謹慎だと親が叱ることもあるかもしれません。台風による不便さや被害は望んでいないのに、なぜワクワクする気持ちが起きてしまうのか、脳科学的に解説します。
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