かめやま さなえ
長年、恋愛のことばかり考えている男女関係専門ライター
どうして男女は愛し合うのか、どうして憎み合うのか。出会わなくていい人と出会ってしまい、うまくいきたい人とうまくいかない……。独身同士の恋愛、結婚、婚外恋愛など、日々、取材を重ねつつ男女関係のことを記事や本に書きつづっている。
「不倫」がビジネスになる時
日本に上陸して3年たつ不倫出会いサイト「アシュレイ・マディソン」。現在、日本での登録者数は180万人だという。不倫がビジネスにまでなった理由はどこにあるのだろう。そして、現在の既婚女性たちが「不倫」に対して思うこととは――。
「ロマンポルノ」には、男女の本質が詰まっている。
来年、日活ロマンポルノは生誕45年を迎える。それを記念して、新作の制作、旧作の上映などをおこなうそう。ロマンポルノには、映画の技術と粋が詰まっている。そして、ポルノではあっても、そこには「男女の機微」や「男女の心理」が丁寧に描かれている。
消極的“独身主義者”を生み出す、収入と結婚の関係
男女および正規非正規の賃金格差は、なかなか改善されない。そんな中、アラフォー男女は、どんどん結婚から遠ざかっていく。どこか靄がかかったように、恋愛にも結婚にも積極的になれない男女は、これからどうなっていくのだろうか。
それでもあえて「恋のススメ」
合コンやデートで外食する独身者が減っているというアンケートがある。恋愛なんてめんどう、しなくてもいいと話す女性も多数。異性とかかわることを「めんどう」とする女性が増えていると実感する。女性の自立と、人との関係。どう考えたらいいのだろうか。
苗字が違うと「家族の絆」は弱まるのか
一向に進まない「選択制夫婦別姓制度」の問題。人にとって、苗字とはいったいなんなのか。記号なのか、アイデンティティなのか。そもそも、夫婦は同姓であるべきなのだろうか。別姓制度を、もう一度、考えて直してみたい。
「同性婚」は支持されるか
東京都渋谷区で施行された、同性カップルを結婚に相当するパートナーと認める条例。同性愛者も異性愛者も両性愛者も、どんな嗜好の人たちも、自由と権利は尊重されるべきだと思う。この先、この条例がどんな広がりを見せるのかに期待。
長い春は破局を招くのか
長きに渡り交際を続けていた、滝川クリステルさんと小澤征悦さんが、その恋愛に終止符を打ったと報道されている。もちろん、ふたりの破局の理由は、他人にはわからない。だか、昔から「長い春」はうまくいかないと言われている。それは果たして…。
夫婦間に、タブーはあるか
「夫婦にはなれても家族にはなれなかった」タレント・スザンヌさんの離婚コメントは印象的だった。夫婦であることと家族になること。そこにはどんな違いがあるのか。家族になれたら、それで幸せなのか……。
「お父さんのような人」と結婚したい、に覚える違和感
最近は、父と娘の仲がよい家庭が増えているようだ。20代OLでは、「お父さんのような人と結婚したい」と答えた人が、「今の彼」を抑えて圧倒的に多い。仲がいいのはいけないことではないが、自分が生まれ育った家族や父親の愛情に執着すると、自分の結婚や結婚生活に弊害が生まれることもなきにしもあらず……。
「恋の倫理」は個々で決める
議員の路チューが問題視されているが、他人の恋愛にとやかく言えるのは配偶者のみではないだろうか。恋愛における倫理観は、人それぞれ。自分だったらどうするか、自分ならどうするべきか。世間に合わせるのではなく、自分なりの価値観を築いていくしかないのではないだろうか。
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