とよだ けんいち
総務専門誌『月刊総務』の編集長。総務経験を活かした講演とコンサル
早稲田大学政治経済学部卒業。株式会社リクルート、株式会社魚力で総務課長を経験後、ウィズワークス株式会社入社。現在、株式会社月刊総務 代表取締役社長『月刊総務』編集長、ファシリティ・オフィスサービス・コンソーシアム理事、総務育成大学校主席講師。総務経験を生かした総務と営業のコンサルや講演など多数。
これで伝わる! 社内報の企画立案と上手な料理方法
社内報担当者のお悩みBEST3、「良い企画が出ない」、「時間不足」、「編集スキル不足」(『社内報白書2015』)。この順位はほとんど変わることがありません。社内報は定期刊行物ですから、毎号企画が必要。「企画がマンネリになってしまう」、というお悩みもあります。同じネタに変化を付ける工夫も必要でしょう。今回は、そもそも社内報に求められる役割から、企画立案の際に考えるべきポイント、ヒントを記してみました。
情報共有、風土醸成。正しい理解で社内報を活用する
社内報づくりで目指しているタイプとは?情報共有型、コミュニケーション強化型、風土醸成型、意識改革型、等々、さまざまなタイプがあります。しかし、これらの「型」の社内報を、どのように実現すればいいのでしょうか? なんとなく分かっているが、その意味するところ、あるべき姿は各人各様。それでは、目指すべきところがぶれてしまいます。今回は、その「型」の実現に迫ってみます。
いま重要な社内広報。定義づけ、正確にできますか?
社内広報の重要性が高まっています。ダイバーシティとグローバル化の進展により、さまざまな価値観を持つ従業員のベクトルを統一しなければなりません。一方、イノベーションを起こすためにも、専門の異なる社員間の社内コミュニケーションの必要性も高まっています。社内広報と社内コミュニケーション、その定義とは一体どのように考えれば良いのでしょうか? 今回は社内広報と社内コミュニケーションの定義について説明します。
業務改善・社内浸透に使える!特注「ふせん」
管理部門の仕事は、ルール作成、社内に周知し徹底してもらうことが大半。社内告知には通達や業務メール、ポスターやイントラで告知することが多いでしょう。しかし、なかなか見てもらえず苦労されているのでは? 一方、業務改善も様々な手法を駆使し、既にやり尽くした感がある企業もあるようです。今回は、普段何気なく使っている文房具「ふせん」を活用した、目から鱗の社内浸透、業務改善施策を紹介します。
中身だけじゃない。社内報に参加させて読ませる工夫
「読まれてなんぼ」の社内報。忙しい社員に、いかに社内報を読んでもらうか、社内報編集担当者の最大の悩みです。社内報に掲載されている中身の工夫もさることながら、社内報編集に参加させ、社内報編集に巻き込んで、社内報に触れ、認知してもらい、関心を高めてもらう。そんな取り組みも大切です。今回は、社内報編集のプロセス上で社員を巻き込む、その工夫について紹介します。
社員を巻き込みファンにする!社内報編集の組織作り
社内報の記事は担当者が現場に出向き、自ら集めるのが理想です。しかし、拠点が全国にある場合、あるいは社外広報を兼務していると、自らが記事を集めるのは時間的制約から難しいこともあるでしょう。そこで、各拠点、各部署に通信員を置いて記事を集める体制を構築することになります。今回は、社内報編集に関する組織、通信員制度、編集委員制度、そしてモニター制度の導入のポイントについて紹介しましょう。
GW明け注意!五月病に効く社内コミュニケーション施策
大型連休も終わり、通常モードに戻らない状態の方も多いことでしょう。そのレベルならまだしも、やる気が出ない、ふさぎ込むなど五月病になる可能性が高いのも、まさしくこの連休後。五月病は健全な食生活、充分な睡眠とともに、コミュニケーションにより予防できると言います。今回は、悩みを共有したり、相談がしやすい、そんなコミュニケーションが取りやすい社内施策について紹介してみましょう。
こうすれば伝わる!社内報トップ登場企画の料理の仕方
トップメッセージ。どうしたら読んでもらえるのか、どうしたらメッセージが届くのか、社内報担当者が苦労している企画です。実は、社員としてはトップメッセージは知りたいコンテンツなのですが、その料理の仕方がまずいがゆえに読まれないものとなっているのが実態なのです。では一体どのようにしたら読まれるトップ登場企画となり得るのでしょうか?効果的な料理方法をご紹介します。
新任社内報担当者へ!編集技術より大切な4つのこと
4月に入り、新卒社員として、あるいは部門異動で社内報担当者となった方も多いのではないでしょうか。営業など、全く畑の異なる部門からの異動で戸惑っている方もいるでしょう。「編集なんて経験がない。どうしたらいいのか?」。確かに編集知識や技術は社内報制作にとっては大切です。しかし、それよりも「読んでもらう」ために必要なことは、他にあるのです。今回は社内報担当者にはぜひ知っておいて欲しいことをお伝えします。
パナソニック社内報復刊に見る、社内メディアの課題
社内報コンクールの受賞常連企業パナソニック。優秀な社内報が有名な企業です。社内の方針で紙の社内報を2012年に廃刊し、イントラネットでの配信に一本化しましたが、2015年1月に紙の社内報を復刊しました。なかなかWeb社内報は読んでもらえないそうです。一方で、海外も含めたグループ報が増えています。グループという大きなネタを扱うので、こちらもなかなか読んでもらえないとか。社内メディアの今日的課題を考えます。
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