かわむら えわ
東京工業大学工学部建築学科卒、ナポリ・フェデリコ2世大学建築学部建築史科・phD博士号修得。跡見学園女子大学観光コミュニティ学部観光デザイン学科教授、元・東京大学大学院人文社会系研究科特任准教授、イタリア観光学会(SISTUR)会員、イタリア観光史年刊(Storia del Turismo Annale)査読委員など。
ピサからすぐ!サン・ジュリアーノ温泉と極楽ホテル
「ピサの湯」ことサン・ジュリアーノ・テルメは、ピサから約9キロにある湯治場。18世紀にトスカーナ大公が温泉町として開発、19世紀に黄金期を迎えました。ここにはとっても素敵なホテルとスパ施設があるのです。
ドロミティ山塊に棲む伝説の王に因んだ歴史的ホテル
パークホテル・ラウリンは、ドロミティ山塊の麓の町ボルツァーノを代表するホテル。南チロルの伝説の王に因んだ名で、内部にはラウリン物語のフレスコ画、ホテル前にはラウリン像もあり、住所もラウリン通り!ここに泊まるとドロミティ観光がいっそう楽しくなりますよ。
メディチ家の里山も満喫!仮面だらけの貴族の館ホテル
仮面荘(ヴィラ・レ・マスケレ)という、とっても素敵な元トスカーナ貴族の館ホテルです。フィレンツェから約40キロ、大自然の中で快適にゆったり過ごせ、ユネスコ世界遺産「メディチ家ヴィラ群」のアクセスも便利です。
アペニン山が擬人化!メディチ家の夢の庭プラトリーノ
ユネスコ世界遺産のメディチ家の庭園プラトリーノ(ヴィラ・デミドフ)は、フィレンツェから日帰りできる観光スポット。アペニン山脈の擬人巨像で有名ですが、19世紀のロシア貴族が拡張させた広大な庭園も同時に楽しめます。
まるで映画!?本場ローマ、人気ジェラートの老舗攻略法
ローマ観光で欠かせぬスポットでもある激ウマな老舗ジェラテリア・ジョリッティ。相も変わらずイタリアで一、二位を争う美味しさなので、ローマに来たらここに行かずに帰るのは、あまりにもったいないですよ!
ヴェネツィアの離島にあるラグジャリーな隠れ家ホテル
ヴェネツィアはラグジャリーホテルの激戦地ですが、ここで紹介するホテル「サン・クレメンテ・パラス」は、小さな離島サン・クレメンテ島にあり、本島カナルグランデ沿いの老舗高級ホテル群とはまた違った、お忍び感満載の最高級ホテルです。
トスカーナ貴族気分に浸れる!シエナの最高級ホテル
シエナで最も素敵なホテル「グランド・ホテル・コンティネンタル」は、17世紀のシエナ貴族の館に遡ります。最高級であるばかりか、町を代表する歴史的重要建造物でもあり、シエナで泊まるならここが一番のおすすめです。
民謡の聖地にあるナポリ人御用達の魚介レストラン
ナポリの風光明媚な高級住宅街ポジリポの一角「マレキアーロ」地区は、民謡《マレキアーロ》の舞台です。魚介料理のレストラン街でもあり、最もおすすめのお店は「チチョット」。ここはナポリ文化と食の両方を堪能できる通好みの観光スポットとなっています。
サンタルチアの海に浮く美しき「卵城」/ナポリ
ナポリ民謡でおなじみの「サンタルチア」地区にある「卵城」は、町で最も歴史の古い要塞。海に浮かぶようにして建てられていて、夜はまた格別にロマンチックな装いを呈します。その横は魚介レストラン街になっていて、ここはナポリ観光の王道です。
ローマ貴族の避暑地に泊まる!元枢機卿の館のホテル
ローマ貴族の避暑地である緑豊かなカステッリ・ロマーニのエリア内で、最も素敵なホテルが、フラスカティの近くにある「ヴィラ・グラツィオーリ」です。16世紀にさかのぼる枢機卿の館を改装し、館内には往時のフレスコ画が多く残り、このエリアで宿泊するとしたら絶対ここが良いでしょう!
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