お金の悩みに答えるマネープランクリニック ガイド 深野 康彦
ふかの やすひこ
業界歴30年以上となり、FPのなかでもベテランの域に。さまざまなメディアを通じて、家計管理の重要性や投資の啓蒙など、お金周り全般に関する情報を発信しています。
好評連載『マネープランクリニック』にて、ユーザーからの相談に長続きできる無理のない家計管理法をアドバイスしています。
ガイド記事一覧
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「ワイド」、「利付金融債」といっても、大多数の人はそんな金融商品あったけ?と思われるのではないでしょうか。1990年前後に一世を風靡した金融商品で、90年代後半には預金保険制度で保護されるか否かで話題になり、21世紀に入ってからは取扱金融機関が減って行くことしかニュースにならなかったからです。新規の取り扱いが全て終了した今、皆さんの記憶に留めておくためにあえてワイドについて述べることにしましょう。
掲載日:2013年01月16日銀行・郵便局 -
安倍新政権は大胆な金融政策を計ると公言していることから、マーケットでは円安、株高が進んでいます。投資にとってはよい環境と言えるのかもしれませんが、債券は反対に売られたために、長期金利は2012年9月中旬以来の水準まで上昇しています。このため、2013年1月融資実行分の住宅ローン金利も上昇に転じているのです。住宅ローン金利の今後を予測してみましょう。
掲載日:2013年01月07日住宅ローンの借入 -
ほとんど話題にはならなかったものの、2012年12月21日に日本銀行から同年9月末の資金循環統計が発表されました。家計全体の金融資産は、2012年6月末と比較すると5兆円程減少していますが、現金・預金の合計は前年比で1.9%も増資しています。資金循環統計から、家計の貯蓄行動を見てみることにしましょう。
掲載日:2012年12月28日貯蓄 -
2012年最後の金融政策決定会合で、日本銀行は10兆円の追加緩和を行いました。緩和内容は、事前予想とほぼ同じであったことからサプライズはありませんでした。このため、ゆうちょ銀行の通常貯金の優位性も当面続くと思われます。意外と好金利の通常貯金を見直してもよいのかもしれません。
掲載日:2012年12月21日預金・貯金 -
証券会社版の普通預金とも言われるMRF(マネー・リザーブ・ファンド)。証券会社でさまざまな取引を行う場合の決済口座として活用されていますが、投資信託の一種であるため当然ながら元本保証はありません。しかし、損失が出ると直ちに引き出すのが難しくなるため、運用会社などの損失補填を認めて元本を維持できるように法改正が行われる予定です。
掲載日:2012年12月17日投資信託 -
厚生労働省は高額療養費の見直し案を公表しました。年間の医療費の自己負担額に新たに上限を設けて、がんや難病で長期にわたって医療費がかさむ患者の負担を軽減するのが狙いのようです。2014年度の実施を目指していますが、実施されれば私たちが加入する医療保険の保障の見直しにもつながると思われます。高額保障の医療保険に加入するインセンティブは低くなると予想されます。
掲載日:2012年11月26日医療保険 -
ここ数年、株式に投資しても値上がり益を期待しにくい状況が続いています。もちろん、個別株の中には急騰する銘柄も散見されますが、急騰株を見つけるのは至難のワザ。そこで、投資に時間を割くのが限られる個人投資家は、値上がり益狙いよりも配当金や株主優待と言ったインカムゲイン狙い中心の投資スタンスに替えて見てはいかがでしょう。個人投資家に根強い人気がある株主優待の活用方法を見て行くことにしましょう。
掲載日:2012年10月22日株主優待 -
20代、30代の世代で、金投資やプラチナ投資を始める人が増えているようである。公的年金の不安を反映して、早いうちから将来に備えコツコツ純金積立やプラチナ積立を始めているそうである。「備えあれば憂いなし」と言えるかもしれないが、資金準備は近い将来の出来事(イベント)を優先して行うもの。ましてや、終身雇用や収入すら保証されていない世代が、1番遠い将来に備えるのが本当にいいのだろうか。
掲載日:2012年10月10日貯蓄 -
高額の分配金で純資産額を増やしてきた海外REITファンドの分配金が、早いものだと年初に、遅いものでも夏場に減額されています。減額されたとはいえ、ファンドによっては依然として高額分配であることに変わりないものが散見されます。分配金が減らされた背景、分配金の再減額があるのか探ってみましょう。
掲載日:2012年09月27日投資信託 -
普通預金金利は、利息が付く預金の中では1番適用金利が低い金融商品と言われています。このため、少しでも有利に運用したいのであれば、普通預金に預けっぱなしは厳禁。基本生活費等を残して、せっせと預け替えをしましょうとよく言われます。筆者もその1人ですが、ネット銀行等を使わないのであれば、こまめな預け替えは必ずしも有利とはいえない状況が続いているのです。
掲載日:2012年07月25日預金・貯金