うちだ まさみ
フリーアナウンサー|経済・投資番組を担当するなかで得た、FXの基本から実践方法までを紹介。
「GDP統計」は為替相場に影響があるのか
GDPとは「国内総生産」のこと。文字通り、一定期間中に一国のなかで生み出された財やサービスの総額を示すもので、この数字の増加・減少を見ることによって、景気の状態を把握します。最重要指標のひとつですが、為替相場への影響は軽微です。
ドルインデックスでトレンドを把握しよう
ドルインデックスというのは、円を含む主要通貨に対する米ドルのトレンドを示すインデックス(指標)です。米ドル/円という特定通貨ペアの値動きに比べ、米ドルの方向感を把握するのに役立ちます。
FX業界でブーム?ミラートレーダー
ミラートレーダーを採用するFX会社が増えてきました。ミラートレーダーというのは、世界中のシステムトレーダーが使用しているのと同じシステムを用いて自分のFX運用ができるもので、イスラエルのTradency社によって世界中のシステムプロバイダーから厳選されたものが提供されています。
「ロスカット18秒遅れ」による損失で賠償命令
茨城県に住む男性が、FXの取引で約定が遅れた結果、損失を被ったとして、松井証券に対して1400万円の損害賠償を求めたところ、東京地裁は200万円の支払いを命じたというニュースがありました。なかなか取引業者も大変な時代が来たと実感します。
FXも損益通算の対象に?
金融庁が提出した2014年の税制改正要望に「金融所得課税の一本化」が盛り込まれました。上場株式や株式投資信託に認められている損益通算を、預貯金やデリバティブ取引にも拡大させるという内容です。
FXでは各国の金利水準と内外金利差にも注目
内外金利差とは、日本(内)と諸外国(外)との金利差のことです。基本的に金利の高い通貨ほど、為替市場では買われる傾向があります。より金利の高い通貨で運用すれば、その分だけ多くの利息収入が得られるという発想があるからです。金利が為替レートに与える影響について解説します。
FXでは貿易収支が赤字か黒字かに注目
貿易収支とは、一国が諸外国との間で行っているモノの輸出入の収支を示した経済指標です。日本の貿易収支が黒字になると円高要因、赤字になると円安要因になります。昨今の円安はアベノミクスが要因ともいわれていますが、実は貿易収支も大きく関わっているのです。
対円取引では「ドルストレート」の値動きもチェック!
ドル/円のように、米ドルと直接取引する通貨ペアのことを「ドルストレート」といい、円に対する通貨が米ドル以外の場合を「クロス円」といいます。外国為替市場において、対円の取引は決してメジャーではありません。特にクロス円通貨の値動きを見る場合は、同時にドルストレート、ユーロストレートの値動きにも注意するようにしましょう。
FXで外貨を長期保有する際のポイント
FXは、長期保有でも短期売買でも対応できる、非常に便利な外貨投資手段です。ただし、長期保有にしても短期売買にしても、それぞれに合ったリスクの取り方をしなければなりません。ちなみに長期保有の場合は、レバレッジを低めにして、スワップポイントの高い通貨を選ぶのがコツです。
FXの複数通貨ペアへの分散投資テクニック
投資をする際には、「分散投資が有効」と言われます。FXの場合、特定の通貨ペアの値動きに左右されないよう、複数の通貨ペアを組み合わせることによって、リスク分散を図るという投資法が考えられます。
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