演歌・歌謡曲
現代によみがえる新・歌謡曲
『歌謡曲』という言葉はすっかりすたれてしまった。1990年代初頭に『J-POP』という無味乾燥な言葉にその座を追われて以来、凋落はいちじるしく、今では社会的な存在感はほとんど無に等しい。歌謡曲は死んでしまったのか?たしかに言葉としては死にかけている。しかし、むしろかつての歌謡曲らしさを備えたJ-POPは近年になって数を増やしつつあるのだ。
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2015年の音楽シーン動向と新・歌謡曲の息吹
ガイド記事中将 タカノリオリコンランキングに見る2015年の音楽シーン動向12月23日、オリコンから2015年の各種音楽ランキングが発表された。それによると年間で最も売上を記録したアーティストは嵐。以下、AKB48、三代目JSoulBrothers、Kis-My-Ft2、関ジャニ∞と続く。僕たちは戦わないTypeA【通常盤...続きを読む
歌謡曲は死んだのか?
ガイド記事中将 タカノリ『J-POP』の中に芽生える『新・歌謡曲』歌謡曲という言葉はすっかりすたれてしまった。1970年代頃から音楽ジャンルの細分化、先鋭化が激しくなり歌謡曲という言葉が持っていた「普遍的」で「詩や文学に通じる要素があり」、「子供からお年寄りまで誰もが好み、くちずさめる」要素はあまり重要視されなくなっていっ...続きを読む