将棋
将棋関連コラム(3ページ目)
ガイド独自の視点で、将棋に関連したコラムをお届けします。
記事一覧
「走れメロス」の陰に将棋あり……太宰治の苦悩とは
ガイド記事有田 英樹<目次>太宰治の「走れメロス」の陰に将棋あり走れメロスのあらすじ浮かび上がった3つの疑問メロスは太宰治自身である「走れ太宰」井伏の視線の先に走らなかった太宰そして駒音が3つの疑問は解決したエピローグ太宰治の「走れメロス」の陰に将棋あり物憂げな太宰治(ガイド画)「走れメロス」をご存じの方は多いだろう。...続きを読む
将棋のハンディ……手合割りの新たな仕組みである「駒上げ」とは
ガイド記事有田 英樹将棋のハンディ……手合割り将棋のハンディ片や将棋のルールを覚えたばかりの入門者。片やベテランの有段者。両者が盤を挟んだとしよう。これは、あっという間に勝負がついてしまう。偶然の入り込む余地のない将棋には「ビギナーズラック」は期待できない。そこで実施されているのが「手合割り(てあいわり)」と呼ばれる対...続きを読む
将棋革命の種の可能性?「どうぶつしょうぎ」に迫る
ガイド記事有田 英樹「どうぶつしょうぎ」は将棋革命の種であるどうぶつしょうぎ「どうぶつしょうぎ」。ご存じの方も多いだろう。「女流棋士」北尾まどか氏がルールを考案し、同じく藤田麻衣子氏がデザインを担当した子ども向け(対象年齢3才から)のボードゲームである。「なんだ、子どもの遊びか」そんな声も聞こえてきそうだ。しかし、私は...続きを読む
中国では将棋が体育!上海の将棋事情
ガイド記事有田 英樹2018年8月20日、午後3時40分。関西国際空港第一ターミナルに中国東方航空MU747が到着。中国から11名の子ども達が日本の大地を踏んだ。「上海子ども将棋使節団」の一行だ。小学生9名、中学生2名、引率の大人16名の総勢27名。京都、大阪、福岡そして大分と、西日本から九州まで6泊7日の滞在。目的は...続きを読む
将棋界のタイトルで最強なのはどれ?世は八大タイトルの時代
ガイド記事有田 英樹将棋のタイトル戦子ども将棋教室「将星会」の様子「名人と叡王って、どっちが強いの?」僕は温泉町別府で子ども将棋教室を開いている。冒頭は教え子たちの言葉だ。まず子どもたちの疑問について説明しよう。2017年、将棋界に新しいタイトル「叡王」が創設された。羽生善治による永世七冠獲得で将棋ファン以外にも知られ...続きを読む
次の藤井聡太を生む虎の穴「研修会」の実態に迫る
ガイド記事有田 英樹将棋ルネッサンス元年ガイドは、2017年を「将棋ルネッサンス元年」と名付けた。将棋が愛棋家の壁を超え、多くの人々に広がっていく。その象徴的な事象が藤井聡太四段フィーバーであろう。そして、藤井四段がアマチュア時代に腕を磨いたのが「研修会」と呼ばれるもの。各種メディアの報道もあり、多くの関心を集めた将棋...続きを読む