アート・美術展
アートの楽しみ方入門(3ページ目)
アート初心者の方に向けて、美術館・展覧会の楽しみ方や、アートを楽しむための視点をご紹介していきます。
記事一覧
こんなところにアート作品!? ~駅前編~
ガイド記事藤田 千彩皆さんの最寄り駅や近くの市役所、図書館といったところに、彫刻作品が置かれていますよね。最近のアート作品は、とっつきにくい現代アートのアーティストが手がけています。具体的にどう楽しめばいいか、どうやってつくられているか、見て行きましょう。現代美術の巨匠が手がける大きな像大阪にある阪急京都線の南茨木駅前...続きを読む
こんなところにアート作品!? ~ウィンドウ編~
ガイド記事藤田 千彩気が付きにくいですが、アート作品は身近な場所にあるものです。今回は、ウィンドウに置かれているアート作品を紹介します。商品を並べてるだけじゃないエルメスのウィンドウここは東京・銀座にある「銀座メゾンエルメス」。イタリアを代表する建築家レンゾ・ピアノ氏が手がけたガラスブロックの建物には、皆さんも行かれた...続きを読む
アート作品の見方~版画編
ガイド記事藤田 千彩今回は、いわゆる版画や絵画と呼ばれるアート作品を扱う、不忍画廊/SHINOBAZUGALLERYのオーナー・荒井裕史さんに、アート作品の見方についてお話を伺います。モチーフを味わうアートを語るとき、いくつかの専門用語を覚えておくと便利です。絵画や版画、写真などは、キャンバスや紙でつくられた「画面」に...続きを読む
写真作品はどうやって見るの?~アーティスト編
ガイド記事藤田 千彩井村一巴《gemini(wing)deptych》2009ゼラチンシルバープリントにピン・スクラッチ写真は、「商業写真」(宣伝広告で写真つかうような場合)と「芸術写真」(展覧会で展示をするような場合)に大きく分かれます。写真について語るとき、この2つは使用目的や見せる場所、クライアントの有無だけのよ...続きを読む
写真作品はどうやって見るの?~鑑賞者編
ガイド記事藤田 千彩写真には「撮る人」と「見る人」がいるTheThirdGalleryAyaのオーナー綾智佳さん写真は「撮る人」と「見る人」がいます。今回は撮影をする立場ではなく、写真を見る立場について考えます。「私でも撮れるわ」という写真は、本当にそうなのでしょうか?ただシャッターを切っているだけでしょうか?今回は、...続きを読む
美術作品を時代で読み取りましょう その2
ガイド記事藤田 千彩大原美術館外観今回は、岡山県倉敷市にある大原美術館に来ました。大原美術館は、創立80年以上の歴史を刻む私立美術館です。美術館の創立者である事業家・大原孫三郎が、ヨーロッパ留学をした友人で画家の児島虎次郎に委嘱して集めたという作品群は、まさに「名画」と言われるものばかり。今回は、大原美術館の柳沢秀行学...続きを読む
美術作品を時代で読み取りましょう
ガイド記事藤田 千彩「時代」と「作品」の関係性北川宏人《水野ジュンJunMizuno》2011テラコッタ、アクリル163x40x26cm右の作品は、いつの時代の作品だと思いますか?「渋谷109の前にいそうな女の子だな」そうです、現代、たったいまの時代の作品です。作者の北川宏人さんは1967年生まれの彫刻家で、テラコッタ...続きを読む
もうひとつの美術館の歩き方
ガイド記事藤田 千彩「作品を見る」だけじゃツマラナイ!展覧会東京国立近代美術館は昨年開館60周年となった、日本を代表する美術館のひとつ。主に日本の近代、つまり明治時代以降の作品を「所蔵」(美術用語で「コレクション」といいます)。海外や現代の作品も「所蔵」されています。5月26日まで、東京国立近代美術館の所蔵品を集めた所...続きを読む