アート・美術展
アートの楽しみ方入門 (2ページ目)
アート初心者の方に向けて、美術館・展覧会の楽しみ方や、アートを楽しむための視点をご紹介していきます。
記事一覧
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「うまい作品」ってなに?アートを理解、想像する意味
皆さんが美術館やギャラリーで作品を見て、「いい作品だなあ」と思うものは、どういう作品でしょうか?人や風景がリアルに表現されていたら、「いい作品」と思うのでしょうか?リアルな絵を描く手法の裏側まずは輪郭を描きます?アーティストの藤部恭代さんは、女性の肖像画を描いています。ただ女性の顔を描くのでは...続きを読む
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変わりつつある「絵」のあり方を西武アキラさんに聞く
さまざまなところで見ることができる、いろんな人がとっつきやすいアートといえば「絵」でしょう。今回は「絵」について、絵描きの西武アキラさんと一緒に考えていきます。美術館で見る「絵」先日西武さんは、地元の文化会館での展覧会で、作品をこんなふうに展示していました。西武アキラ 《Octagon ara...続きを読む
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1日で終わらせる!? アートな自由研究
IID世田谷ものづくり学校外観ずばり「名画を模写してみよう!」というワークショップを開催しているのは、以前「ワークショップって何?」の取材でもお邪魔した「IID 世田谷ものづくり学校」。東京都世田谷区の廃校を再生した施設では、「ワークショップ」を通じて、クリエイティビティを刺激し、人と人との交...続きを読む
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ワークショップに参加してみる!
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014」ポスター今回お邪魔したのは、2014年9月13日(土)から11月24日(月・休)に開催する「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014」のプレイベント ワークショップ。2014年7月27日(日)に、阪急うめだ本店10階『うめだスーク』(「祝祭広場」階段上スペー...続きを読む
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展覧会のつくりかた~兵庫県立美術館の場合
皆さんが展覧会に行くとき、何を楽しみにしていきますか?アーティストや彼らがつくるアート作品は、ただ会場に並べてあるのではありません。今回は兵庫県立美術館で2014年11月9日まで開催中の横山裕一展「これがそれだがふれてみよ」の開催に至るまでを追いながら、展覧会がどうやってつくられていくのかを紹...続きを読む
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ビエンナーレ?トリエンナーレ?
美術館やギャラリーで作品を見ることができるものを「展覧会」と呼ぶならば、そういった施設ではない場所で、多くのアーティストたちが作品を出しているアートイベントを「ビエンナーレ」「トリエンナーレ」と呼ぶようです。2014年に開催される「ビエンナーレ」「トリエンナーレ」を紹介しながら、いったい何なの...続きを読む
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アート(美術)とクラフト(工芸)との違い
現代アートにとってやっかいなものが「ジャンル」。現代アートの作品は、キャンバスに油絵具で描く=絵画、というわけでもないからです。今回は、2001年~2012年、京都や東京でギャラリー「neutron」を運営し、2013年に日本のものづくりを紹介する「白白庵」を設立したアートディレクターの石橋圭...続きを読む
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インスタレーションはどうやって見るの?
現代アートを絵画、彫刻、といった形式やジャンルに分けて見ることは、もはやナンセンス。現代アートを見慣れていると、そんな形式やジャンルにこだわって、見る必要性がないからです。しかし、多くの人たちが「インスタレーション」の見方が分からないようです。今日は群馬県立館林美術館の学芸員の松下和美さんに、...続きを読む
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アーティスト・イン・レジデンスとは?
前回の記事で、私は中国・広州に行った話を書かせていただきました。2014年3月、日本からアーティストたちが招へいされ、広州にある53美術館で、滞在、制作、発表をした「拡張する地平」展を開催したのです。こうした「現地滞在、制作、発表をする活動」を、美術用語では「アーティスト・イン・レジデンス」と...続きを読む
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実録レポート・いま、アジアのアートが熱い!
以前、取材に伺ったギャラリーのオーナーの方に「現代アートは経済が動いている町にある」と教えていただいたことがあります。今年2014年に私が訪れたシンガポール、香港、中国・広州のアートシーンについて、多角的にレポートしていきます。シンガポールシンガポールは国を挙げて文化、特に現代アートに力を入れ...続きを読む