住みたい街 首都圏
キケンな街の見分け方
関東の危ない街の見分け方を伝授。地震・津波に強い街・弱い街の見分け方や、災害や事故、犯罪に強い街の見極め方を紹介します。
記事一覧
東京都内で治安が良い街・悪い街はどこか?
ガイド記事中川 寛子東京の犯罪件数ワースト3は新宿区、世田谷区、足立区だが……世の中で遭遇したくないもののひとつが犯罪。年々減少しているとはいえ、東京都内では年間に4万件弱の犯罪が発生、大切な財産を盗まれるなど不幸な目に遭っている人がいる。そんな場面に遭遇しないよう、どこでどんな犯罪が発生しているのかを知るために役立つ...続きを読む
液状化しやすい場所は「地形と歴史」で分かる
ガイド記事中川 寛子<目次>液状化しやすい場所1:自然堤防、後背低地、旧河道など液状化しやすい場所2:元水田液状化しやすい場所1:自然堤防、後背低地、旧河道など国土地理院ホームページ内にある自然災害と地形の関係についての一覧表液状化に関する群馬大学の青山雅史氏、関東学院大学の若松加寿江氏などによる調査を見ると、地形的に...続きを読む
我が家の災害危険度を5分で確認できるWebサービス
ガイド記事中川 寛子震度から火災発生確率、停電日数なども分かる:「あなたのまちの直下型地震」トップページ。左側に設定、その結果が表示され、図化されたものが右側に出る(クリックで拡大)2016年3月にリリースされた京都大学防災研究所巨大災害研究センターが作った「あなたのまちの直下型地震」は、文科省の「都市災害プロジェクト...続きを読む
危険な地盤を見抜くための3つのステップ
ガイド記事中川 寛子モノの硬さは水分量に左右される。そして、水は低きに流れるあらゆるモノの硬さは水分量に比例する最初に知っておきたいのはモノの硬さは水分量に左右されるということである。赤ちゃんの肌がぷにょぷにょと柔らかいのは水分量が80%近くあるためで、年齢を経るに従い、硬くなるのは水分量が減っていくからである。木綿豆...続きを読む
国交省ハザードマップポータルで危険をまとめて一覧
ガイド記事中川 寛子河川の近くに住む人は浸水想定区域で可能性の有無と浸水深などを確認従前の国土交通省ハザードマップポータルは全国の市区町村のハザードマップを検索・閲覧することが主な機能だったが、東日本大震災後、機能が拡幅。現在は全国のハザードマップの他に身の周りの防災に役立つ情報を一枚の日本地図の上で切り替えながら見ら...続きを読む
実は被害甚大だった横浜の関東大震災を知っておきたい
ガイド記事中川 寛子関東大震災は東京の地震ではなく、神奈川県が揺れた地震だった関東大震災の住家全壊率と震度分布。内閣府広報ぼうさい29号20ページより。2007年5月(クリックで拡大)関東大震災と言えば多くの人が想起するのは4万人余りが犠牲になった本所の陸軍被服廠跡地での火災旋風だろう。その印象が強いせいか、関東大震災...続きを読む
許可不要、一戸建てミニ開発の◎と×と選び方
ガイド記事中川 寛子都市計画法による開発か、許可を要しない開発かで違い開発される面積によって許可の要不要が決まってくる(クリックで拡大)一戸建ての宅地開発は大きく2種類に分けられる。ひとつは都市計画法による許可を得ての開発か、許可を要しない開発か、である。許可の要不要は開発面積によって決められており、国土交通省のホーム...続きを読む
歩いて、見て知る危険な擁壁
ガイド記事中川 寛子造成地には違法、無許可その他危険がいっぱい劣化が激しい大谷石を積み増して作られた擁壁。奥のほうは傾斜に対して並行に擁壁が作られており、構造上、地滑り等の危険があり、非常に危険(クリックで拡大)山がちで平らな土地が少ない日本では山を削り、谷を埋めて宅地を造成してきた。人口が急増する時代にはそれは必然だ...続きを読む
歩いて、見て知る地盤の危険 低地編
ガイド記事中川 寛子地盤が軟弱な場所では橋は浮き上がり、道は凸凹する東京スカイツリーのある場所はかつては北十間川と古川、曳舟川に囲まれたエリアになる(クリックで拡大)今回は隅田川の両岸に広がる東京低地から武蔵野台地、台地に削られた谷底低地(こくていていち)を地盤調査の専門家とともに歩く。スタート地点は押上。現在はスカイ...続きを読む
歩いて、見て知る地盤の危険 高台編
ガイド記事中川 寛子古刹と呼ばれる寺社、植生など地形以外にも地盤を知る手がかりは多数日本の地形は非常におおまかに分けると山地、丘陵、台地、低地の4種類。そのうち、山地は宅地とされることが少ないため、実質的には丘陵以下の3種類ということになる。ここではそのうち、東京都の西側にある武蔵野台地から多摩川沿いの、川が作った低地...続きを読む