不動産売買の法律・制度
不動産売買ワンポイントアドバイス
不動産売買にまつわるさまざまな用語・テーマについて、写真や図表を用いながら、わかりやすく簡潔に解説していくシリーズです。
記事一覧
店舗兼用住宅などを考えるときの注意点
ガイド記事平野 雅之【不動産売買ワンポイントアドバイスNo.072】店舗などとの兼用住宅は立地と規模の制限だけでなく税金にも要注意自宅で小さなお店をやりたいと考える人は少なくありません。当初から住まいと店舗などの兼用住宅(併用住宅)を建てたり買ったりするだけでなく、子育てが一段落してから妻の趣味を生かして、あるいは夫の...続きを読む
宅地建物取引士賠償責任保険とは?
ガイド記事平野 雅之【不動産売買ワンポイントアドバイスNo.071】取扱代理店:株式会社宅建ブレインズのパンフレットより一部抜粋(2015年10月以降の東京都宅地建物取引業協会用)高額な取引となることの多い不動産ですが、一般的なマンションや一戸建て住宅でも都市部では数千万円であり、1億円を超えることも少なくありません。...続きを読む
捨て看板などの不動産広告には要注意!
ガイド記事平野 雅之【不動産売買ワンポイントアドバイスNo.070】捨て看板などによる不動産広告は、掲出することも、その内容自体もさまざまな規定に違反している以前に比べれば減ってきたようにも感じますが、電柱にくくり付けられた「捨て看板」(ステカン)や、貼られたチラシ(電ビラ)などによる不動産広告は相変わらず多いでしょう...続きを読む
道路境界線上に造られた窓
ガイド記事平野 雅之【不動産売買ワンポイントアドバイスNo.069】道路との境界線付近に配置された窓も珍しくない都市部では道路や隣地との境界ぎりぎりまで家が建てられることも多く、境界線の真上付近に造られた窓もときどき見かけます。ときには「どうしてこんな位置に」と感じられるような窓もあるでしょう。建築基準法による採光基準...続きを読む
雁行型マンションの注意点
ガイド記事平野 雅之【不動産売買ワンポイントアドバイスNo.068】雁行型マンションでは部屋ごとに異なる条件をよく確認することが大切マンションの形状の一つとして、それぞれの住戸をずらして配置するタイプのものがあります。雁(かり)が群れで飛ぶときの様子に見立てて「雁行(がんこう)型マンション」あるいは「雁行設計」などと呼...続きを読む
線路沿いの家の注意点
ガイド記事平野 雅之【不動産売買ワンポイントアドバイスNo.067】線路沿いに建つ家を検討するときは、電車通過時の様子をしっかりと確認国内で鉄道が建設され始めた明治時代、住民の反対運動も盛んで人家の少ないところを選びながら線路が敷かれたという話も聞きます。そのため、わざわざ市街地から離れた場所に駅が造られることもあった...続きを読む
傾斜地を含む敷地の注意点
ガイド記事平野 雅之【不動産売買ワンポイントアドバイスNo.066】傾斜地部分を含む敷地はコスト面以外にも注意が必要住宅用の敷地は全体が平坦なものばかりではなく、その一部に傾斜地を含んでいる場合もあります。そのような敷地で注意しなければならないことは何か、不動産広告の規定をあわせて考えてみることにしましょう。まず、不動...続きを読む
河原にできた住宅地
ガイド記事平野 雅之【不動産売買ワンポイントアドバイスNo.065】かつては河原だったところに住宅地が広がる例は多い川の近くには古くから多くの人が住み、現在では大型のマンションが次々と建設されているようなところもあります。しかし、大きな河川の近くでは「昔の姿」を思い描いてみることも欠かせません。たとえば、下流域が東京都...続きを読む
裏山に接する敷地の注意点
ガイド記事平野 雅之【不動産売買ワンポイントアドバイスNo.064】裏山があるときは安全面の確認が第一優先だが、それ以外の注意点も起伏の多い地域や郊外の住宅地では、裏山を背にして建っている住宅も多く見られます。緑の多い閑静な環境だったり裏山を「借景」にできたりして、そのような立地が好まれることもあるでしょう。災害対策や...続きを読む
天空率とは?
ガイド記事平野 雅之【不動産売買ワンポイントアドバイスNo.063】天空率とは、魚眼レンズで見上げたときの空の割合のイメージ住宅など建物の大きさを制限するために、建ぺい率、容積率、斜線制限、高度地区などいくつもの規定があります。それらの中で最も分かりづらいのが、「天空率」による制限緩和の規定ではないでしょうか。天空率と...続きを読む