建築家・設計事務所
建築家住宅の実例(2ページ目)
建築家による住宅実例を詳しく紹介。アイデア満載の実例を見て、自分にあった家づくりのヒントを掴んでください。
記事一覧
高齢者が豊かに暮らす都市型狭小住宅[白山の家]
ガイド記事川畑 博哉大通りが近くを走る地下鉄の駅まで徒歩5分の商店街。その一角を曲がった路地に入ると、昔ながらの下見張りの古い木造の家が現れます。その隣に肩を寄せるように建つ3階建ての小さな家がTさんのお宅です。Tさんは6年前の東日本大震災のこともあって、この地に戦後からずっと暮らしてきた老朽化した自宅を全面的に建て替...続きを読む
風車形の壁柱に寄り添って暮らす[fu-house]
ガイド記事川畑 博哉以前はマンション住まいだったFさんは、娘さんが小学校にあがる前に自邸を建てることを決め、おおむね10メートル角の正方形に近い形の約30坪の角地を購入しました。ここは付近に公園やテニスクラブや大使館などもある閑静な住宅地にありながら、賑わいのある一角です。建築について当初は住宅メーカーにも相談しました...続きを読む
縦長の光の井戸を持つ都市型住宅[蔵前の家]
ガイド記事川畑 博哉今や外国人に大人気の観光地、浅草。その南側に位置する蔵前は、大通りにオフィスビルや商業ビルや飲食店が建ち並んでいますが、一歩中に足を踏み入れると昔ながらの瓦屋根の古い木造住宅と新旧のマンションが混在する住宅街になっています。メーカーの技術者であるTさんは、8年ほど社宅暮らしをした後、かつてお母様が住...続きを読む
アウトドア志向のキューブの家[木造の家]
ガイド記事川畑 博哉吉祥寺から北側にしばらく行った閑静な住宅地。近くに桜並木の続く小川もある低層の家が並ぶ街に、大きな白い立方体のような2階建ての木造住宅が建っています。T夫妻は今から5年前にご主人が東京近県に転勤したのを機に、奥様のご実家も近い吉祥寺の近隣に自宅を建てることを決めました。そこで建築家探しをしていた時、...続きを読む
変形地に建つ職住一体の家[唐原の事務所併用住宅]
ガイド記事川畑 博哉建築家・矢作昌生さんの自邸2017年の春に完成した建築家・矢作昌生さんの自邸は、博多まで電車で15分、最寄りのJRの駅からも徒歩3分という利便性の良いエリアに建っています。目の前を小川と鉄道が走り、周辺には農地が広がる豊かな自然が残っています。そのような恵まれた環境を住宅に取り込むことに加え、職住一...続きを読む
美しく住み続けられるペントハウス[パルマーレ]
ガイド記事川畑 博哉築11年を経ても変わらない家設計コア越賀克郎さんの建築実例2006年に東京・大田区に完成した、3階建ての集合住宅「パルマーレ」。東西に約30mに横たわる変形の敷地に建つ、2層の9戸の賃貸住戸と最上階にオーナーの住まいを併設したコンクリート造の堅牢な低層住宅です。今から11年前、オーナーのNさん夫妻は...続きを読む
擁壁と豊かな森の自然を繋ぐ生活空間[House Forest]
ガイド記事川畑 博哉Mさんの家の周りは低い山々が櫛状に連らなっていて、その間の平地は近年宅地化が進んでいます。敷地の南側は擁壁(ようへき)越しに裏山が迫り、北側は向かい側の山の緑を眺めることが出来ます。建て主のMさんは、建築家の三幣順一さんの処女作ともいえる「上志津の家」を雑誌で見て、自邸を依頼することにしました。一緒...続きを読む
狭くても広がりのある家[荻窪の家]
ガイド記事川畑 博哉建て主のYさんは、今から7年前の結婚を機にマンションを出てご自邸を建てることを計画されました。以前の住まいにはリビングに窓が無く、日中から照明をつけなくてはならなかったので、奥様の伯父にあたる越賀克郎さんに設計を依頼するにあたって、何より「明るい家」を希望されました。三角屋根の積み木のような家三角の...続きを読む
5つの箱と3つの庇がつくる快適空間[Sukima Atelier]
ガイド記事川畑 博哉共に60代になるこの家の建て主のFさんご夫妻は、ご自邸を建てるにあたって「それぞれが仕事に集中できる場所」「画家であるご主人の作品を展示し、歓談や音楽を楽しむ場所」「温熱環境に配慮した空間構成」などを建築家の塚田眞樹子さんに要望されました。それを実現させるべく塚田さんが出した答えは、大きな吹抜け空間...続きを読む
3層まるごとワンルームの名作住宅[house K]
ガイド記事川畑 博哉この家の建て主のKさんは環境関係の研究者。ご自身も建築に興味があり、グラフィックデザイナーのお兄さんの「普通の家はありえない」という強い勧めもあって、設計は建築家にと決めていました。できれば地元の横浜に事務所を構えている若手の建築家にしようと探している時に、当時横浜市の中心地・馬車道に事務所がある独...続きを読む