住まいのプロが提案「イエコト」
プロが提案!住まいのヒント(12ページ目)
住宅・不動産の専門家たちが、プロならではの住まいのアイデアやヒントをご提案します。住まいのおもしろさを見つけてください。
記事一覧
緊急地震速報の過信も軽視も禁物
ガイド記事平野 雅之地震の大きな揺れがくる前にスマートフォンや携帯電話から警報音が鳴り響く「緊急地震速報」ですが、この一般提供が始まったのは2007年10月のことです。最大震度5弱以上が見込まれるときに、震度4以上が予測されるエリアへ向けて発せられるのですが……。しかし、東日本大震災の際に緊急地震速報が発信されたのは、...続きを読む
役所による税金や法律の解説は難解!!
ガイド記事平野 雅之そろそろ確定申告のシーズンを迎えます。住宅を購入して、これから「初めての住宅ローン控除申告書作成」に挑戦するという人もいらっしゃるでしょう。住宅ローン控除だけでなく、住宅を売却したり貸したりしたときなどの確定申告もあり、不動産と税金はなかなか縁の深いものです。近年ではインターネット上に公開される情報...続きを読む
住宅ローン、日本の金融機関は堅実?
ガイド記事平野 雅之アメリカの個人向け住宅ローンのひとつである「サブプライムローン」をめぐる問題が発生したのは2007年8月のこと。それからしばらくは、世界の金融市場における混乱が続きました。住宅ローンの債権を担保とする証券を投資家に販売する仕組みそのものは、日本における「フラット35」などと基本的に同じなのですが……...続きを読む
不動産仲介の営業担当者の本音?
ガイド記事平野 雅之あるとき、一般消費者の方から電話で相談を受けた事例は少し信じられないような内容でした。マンションの買い替えで、先に購入物件を不動産業者の仲介によって決め、それまで住んでいた自宅の売却も同じその業者(大手某)に頼もうとしたところ、営業担当者が買い取り(下取り)の話しかしないのだそうです。「そうじゃなく...続きを読む
コンビニが隣にあるマンションの意外な盲点
ガイド記事平野 雅之田舎町へ行くとコンビニがないような地域もありますが、都市部には24時間営業のコンビニが数多く存在しています。駅前なら見渡せる範囲内に複数の店舗があることも珍しくありませんし、少し駅から離れた場所でも、たいていは徒歩圏内に1つか2つはコンビニがあるでしょう。コンビニが近くにあると助かることも多いが……...続きを読む
確定申告をめぐる税務署職員の暴走
ガイド記事平野 雅之毎年2月~3月(住宅ローン控除などは1月~)は確定申告の時期ですが、2008年2月の新聞報道によれば、ある税務署の確定申告受付会場で「申告書をパソコンで作成するように強制された」という苦情が殺到したのだそうです。たしかに、面倒な確定申告書もパソコンで作成すれば便利だし、慣れてしまえば簡単でしょう。と...続きを読む
住宅の隣が生産緑地でも安心できない
ガイド記事平野 雅之大都市の市街化区域内で、面積など一定の要件を満たす農地は「生産緑地」の指定を受けることにより固定資産税などが大幅に軽減されている場合があります。その代わりに土地所有者には営農義務が課せられ、住宅などの建築も禁止されているわけですが……。マンションの隣やバルコニーの前面などが生産緑地になっている例も多...続きを読む
1月~3月の不動産売買は要注意!
ガイド記事平野 雅之住宅など不動産に関する税制(租税特別措置法など)は毎年のように改正されていますが、4月1日の施行でありながら、その年の1月1日まで遡って適用される場合も少なくありません。この「遡及適用」をめぐる裁判で、2008年1月29日の福岡地裁は「違憲で無効である」との判決を下しました。ところがその約2週間後、...続きを読む
土地の公図は、ずれていることが当たり前?
ガイド記事平野 雅之少し前の話になりますが、2008年2月に国土交通省から「都市部における公図と現況のずれ」(第三次分)が公表されました。これは2004年度~2006年度に実施された「都市再生街区基本調査」の成果によるものです。公表された資料によると、実際の土地と公図のずれが10cm未満の「精度の高い地域」は全体のわず...続きを読む
住宅ローン繰上返済の前に考えたいこと
ガイド記事平野 雅之住宅ローンを長期にわたって返済し続けたとき、そこに含まれる利息分はかなりの金額になります。途中で借入残高の一部を繰上返済することによって、総支払額を低減できる効果はかなり大きなものになるでしょう。そのため繰上返済に関する消費者の関心も高く、実際に住宅を購入して住宅ローンを借りる前の段階から、「繰上返...続きを読む