歌舞伎
歌舞伎関連情報(5ページ目)
最新ニュースから歌舞伎役者の情報、初心者おすすめの演目、歴史まで、歌舞伎ライターが、歌舞伎に関するあらゆる話題をお届けします!
記事一覧
正月は歌舞伎三昧 その3 国立劇場
ガイド記事五十川 晶子江戸の歌舞伎の顔見世気分が堪能できる!一月の国立劇場は、「これぞ江戸歌舞伎!」といった狂言をたっぷり、通しで全編味わえる。今年の演目は『通し狂言小町村芝居正月』(こまちむらしばいのしょうがつ)時代と世話をいききする歌舞伎の深み。なんと一七八九年に江戸中村座で上演された顔見世狂言。二一九年ぶりの復活だ...続きを読む
正月は歌舞伎三昧で その1 歌舞伎座
ガイド記事五十川 晶子お正月こそ歌舞伎座へお正月だからこそ和の世界に触れたい。そんな思いで歌舞伎を観てみようと思う人も多いはず。なにはともあれ、歌舞伎の世界に触れたいのなら、いの一番のお勧めは歌舞伎座だ。2008年歌舞伎座は120周年を迎えるということで、「寿初春大歌舞伎」と銘打って、昼の部、夜の部、絢爛豪華な演目と役者...続きを読む
名作『寺子屋』はココが面白い!1
ガイド記事五十川 晶子悲しい。悲しすぎる!だからこそ観たい!12月の歌舞伎座の演目から一幕、ご紹介します。昼の部は『鎌倉三代記』、通称「鎌三」。これは義太夫狂言で、家康の大坂城攻めと真田幸村の物語を、鎌倉時代に置き換えたもの。そして玉三郎さんが鬼女となる『信濃路紅葉鬼揃』や、勘三郎さんが新たな演出も含めて初挑戦する『水天...続きを読む
海老蔵、「雷神不動」5役に挑戦。1
ガイド記事五十川 晶子空中浮遊、イリュージョンありの新しい「不動」さてお待たせいたしました。製作発表から市川海老蔵さんのコメントをご紹介します。「2008年のお正月、『雷神不動北山櫻』をつとめさせていただきます。ちょうどこの芝居を作った二代目團十郎が生誕320年、没後250年、成田山開基1070年というおめでたいこともあ...続きを読む
俊寛ってどんなドラマ?2
ガイド記事五十川 晶子あれほど戻りたかった都なのに?なぜ俊寛は一人残る道を選んだのでしょうか。ここはやはり、勝手にあれこれ想像するのがやはり芝居の醍醐味。やはり妻子がいない都へ帰る自分が想像できなかったのではないでしょうか。もちろん、俊寛は平家を倒そうとたくらむほどの男だから、妻子の死だけに軽々に心動かされたのではないと...続きを読む
合同公演『勧進帳』の稽古場に潜入!その2
ガイド記事五十川 晶子本家本元、成田屋を前に、通し稽古前回ご案内したとおり、2007年第13回稚魚の会・歌舞伎会の演目の一つ、『勧進帳』の稽古風景をご紹介します。いやいやいや、なんたって『勧進帳』。歌舞伎十八番。成田屋パリ・オペラ座公演の演目にもなった弁慶と義経の、多くの日本人おなじみの物語なのだ。この稚魚の会で『勧進帳...続きを読む
海老蔵ゴシックホラーに挑戦 製作発表3
ガイド記事五十川 晶子役者と作者のイイ感じの出会い海老蔵「生まれたときから伝統芸能に携わっていますから、僕としては日本のものの方が対応できるんですが、いろいろなことやってみないといけないのではないかと。歌舞伎の中で生きていくと、見えているものとどんどん見えなくなっているものもあるんですよね。リアルな自分の感情が、現代劇だ...続きを読む
映画『怪談』尾上菊之助初主演
ガイド記事五十川 晶子映画『怪談』尾上菊之助初主演歌舞伎俳優・尾上菊之助の初主演となる映画『怪談』(中田秀夫監督)が8/4から松竹系で全国一斉に公開されます。原作は、幕末から明治にかけて活躍した名人・三遊亭円朝の怪談落語『真景累ケ淵』を題材とした作品です。富本節の師匠である豊志賀という娘のところへ、弟子入りしたたばこ売り...続きを読む
市川海老蔵が吸血鬼に?『ドラクル』
ガイド記事五十川 晶子市川海老蔵、長塚圭史演出で吸血鬼に?速報です現代劇で最も注目されている劇作家・演出家の長塚圭史の作品『ドラクル』に、なんと市川海老蔵が主演!ヒロインに宮沢りえです。物語は18世紀フランスを舞台に、ドラキュラ伝説をモチーフとしたもの。自らの存在を悔い、神に祈り続けるものたちのラブロマンス・・・というか...続きを読む
五月歌舞伎座團菊祭『め組の喧嘩』その2
ガイド記事五十川 晶子喧嘩っぱやい江戸っ子たちが勢揃い。もうそれだけで楽しい一幕夜の部、おしまいの演目が『め組の喧嘩』。市川團十郎と尾上菊五郎がそれぞれ、相撲取りの親方、鳶の親分となって登場し、文字通り真っ向対決の演目だ。ちょっとしたトラブルがそれぞれの子分たちや家族を巻き込んでの大喧嘩に。ずらりと並んだ鳶や相撲取りたち...続きを読む