着物・着付け
着物の基礎知識
日本文化を代表する「着物」。興味があっても一歩が踏み出せない方のために、1人でもちゃんと着られる「着付けの基本」をご紹介します。
記事一覧
普段着~略礼装まで! 通年締められる献上博多帯
ガイド記事斉藤 房江献上柄は大ロングセラーデザインその起源は鎌倉時代まで遡るそうです。名古屋帯のほかには男性が締める角帯や主に浴衣に合わせる半幅帯、着物を着付ける際に使用する伊達締めなど、献上柄と呼ばれる「独鈷(どっこ)」と「華皿(はなさら)」紋様を目にした事の無い方はいないことでしょう。献上柄(c)awai江戸時代に...続きを読む
これを知っていれば怖くない 卒業式袴レスキュー!
ガイド記事黒柳 聡子卒業式袴の準備から当日までのトラブルを回避レンタルなどで卒業式袴を着付ける場合も、準備したいポイントがあります。卒業式などで袴をつける人も多いかと思います。袴は意外と履きやすく簡単でうごきやすいとはいえ、着物は着物。万が一着崩れした場合に対応できるようにしておくのが得策です。そうしておけば安心して一...続きを読む
着物の名称
ガイド記事黒柳 聡子解説の部分名称が分からない時は、下の図を参照してください。着物の前面着物の後面続きを読む
着物の種類と格
ガイド記事黒柳 聡子着物の種類・格の基本とは?着物の大まかな種類と格和装には、着物から小物にいたるまで「格」があります。実はこの格が着物を難しくしている原因のひとつなのですが、格によってTPOに合った着物の選び方、帯や小物とのコーディネートの良し悪しが決まってくることも確かです。最初はちょっと堅苦しいかもしれませんが、...続きを読む
帯の種類と格
ガイド記事黒柳 聡子帯の「格」着物同様、帯にも格があります。帯を選ぶ時には着物との格のバランスを考えて選びます。着物の格とのバランスが悪いと、全体の格そして雰囲気がくずれてしまうこともありますので、注意してください。帯に関して大まかに分けると以下のようなものがあります。上から格が高い順番です。丸帯華やかな中にも格を感じ...続きを読む
紋の基本と使いこなし術
ガイド記事黒柳 聡子「紋」と言えば、少し前までは家を象徴するものでした。現在もその流れはあるものの、着物レンタルやリサイクルが当たり前の今、もう少し違う見方が必要なのではないでしょうか。今回は今の時代に合った着物の着方という視点から、紋について考えます。紋の始まり紋を考えるには基本を知っておくことが大切。まず紋とはどの...続きを読む
単衣を着る時期と活用術
ガイド記事黒柳 聡子着物は、6月から9月の4ヶ月間は衣替えをして、夏物を着るとされています。そのうち、6月と9月は単衣、7、8月は盛夏物が用いられますが、いずれも着る時期も短く、袷(あわせ)の着物に比べて手持ちの数が少なくなるのが現状です(参照:「夏着物の種類と着方のコツ」)。そこで今回は、単衣の時期を少ないアイテムで...続きを読む
薄物って?夏着物の種類と着方のコツ【上布、絽、紗】
ガイド記事黒柳 聡子上布、絽、紗……夏には夏物の「薄物」の着物を!夏は暑さが影響してどうしても着物は敬遠されがち。そんな時こそ涼しい顔で着物を着てみるのも、また究極のオシャレのひとつ。そこで今回は、夏物についてご紹介します。着物の衣替えについて着物は、10月から5月までを袷(あわせ・裏地のあるもの)、6月と9月は単衣(...続きを読む
こんなに違う!関東と関西の着物好み
ガイド記事黒柳 聡子着物は人々の生活や慣習と共に発達してきた衣服で、地方の風土に深く関わっています。そのため、「好み」も地方ごとに個性があります。情報量が増え世界中がとても近くなった今、以前に比べて「好み」が平均化されてきていると言われていますが、着物についてはその特色を今も残しているところが少なくありません。今回は、...続きを読む