外国株/外国株関連情報

達人直伝!儲かる銘柄の選び方(2ページ目)

独自の投資理論を持つ個人投資家が投資セミナーを開催しました。報告レポート第3弾は一番興味のある銘柄の選び方です!

戸松 信博

戸松 信博

外国株・中国株 ガイド

誰よりも早く中国株に注目し投資研究を積んだ第一人者のガイド。景気回復で注目のアメリカ株をはじめとする外国株全般、マクロ経済の動向についても解説します。

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たとえばこんな銘柄で稼げ!

独自の投資理論を持つ個人投資家、松井宗則さん
では、私がよくトレードする銘柄の一部をご紹介しましょう。

■住友チタニウム(5726 東証1部)
まず、一番最初にご紹介したいのは住友チタニウムです。どこが良いかというと、業績がよくて株価が上昇基調である上に、株価の変動幅が大きいという点です。まず、業績の面から言うと飛行機の材料である高性能チタニウムは世界でも数社しか作れず、同社にしか出来ない強味があり、今後も半独占的な状況を見込めます。実際のところ、今期は2割の値上げが実施されたとか。インドと中国の成長も手伝って世界の飛行機需要は堅調に推移していく見通しで同社の業績も絶好調です。次に、値幅が大きい点ですが、直近1年の最安値と最高値の振れ幅は2.15倍と優良全銘柄の中でも上位。たとえば、3月11日は一日で9%以上も上昇しました。したがって、大きく下げた時にひっそりと買っておけば、大きな利益を出しやすいのです。

■トーヨーカネツ(6369 東証一部)
東証一部ですが小型なので値動きの幅が大きく短期売買向き。業績は好調で、06年3月期は前年比55%の増益で着地する見込みです。ここは最近、物流システムも好調ですが、何といっても世界最大級の原油及び、液化天然ガスの低温タンク製造技術が本業。これが、同社の業績を大きく牽引する可能性があります。現在、中国とインドの成長による世界的なエネルギー不足が懸念され、世界各国はエネルギー確保に躍起になっています。特に天然ガスはこれから先、必然的に重要になってくるエネルギーです。世界全体には、石油よりうんと豊富に埋蔵量はあるのですが、最大の北米に限って言えばあと10年位で枯渇するとのレポートがあります。そうなると米国の輸入が増えるのは必然。他国より輸入する場合、運送の為に一旦ガスを液化する必要がでてきます。それには低温タンカーという特殊技術がかかせないのですが、そうなると同社の出番です。株価は長期的に力強い上昇トレンドを描いており、中長期でも大きな成長が期待できる銘柄です。


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