eワラントとは?
eワラントは取っつきづらいですが、使いようによっては面白い金融商品です。是非、知識の1つとしてご覧になっていただければと思います |
株との大きな違いはまずレバレッジが掛かっているタイプが多く(全てではありません)、簡単に数倍になることもあればすぐに投資金額がゼロになることもあることです。この為、例えば株で100万円を投資して10%の値上がりか損切りを狙う投資家であれば、eワラントでは10万円程度を投資して2倍になるか、ゼロになるかというような感覚(中には値動きの緩いタイプもあり、全てがそうではない)に近いと考えられます。
2つめの大きな違いは特定の満期日に目標価格が設定されてあり、その日までにそれを超えるかどうかを予想するもので、満期日に目標価格に達していなければ全て投資金額はゼロになってしまう点です。しかし満期日までまだ日数が残っていれば、たとえその時点で目標価格に達していなくとも満期日までに達する可能性が残っている訳で、eワラントにも価値(価格)はついており、満期日を待たずに利益確定か損切りをするのがコツです。たとえ対象の原資産価格がずっと同じ価格で横ばい推移したとしても、時間の経過とともに値下がりするのがeワラントであるからです。
基本的に値上がりを予想するなら「コール」を購入し、値下がりを予想するなら「プット」型を購入します。また目標価格のことを「権利行使価格」と呼びますが、ここでは分かりやすく「目標価格」とします。現時点の原資産の価格と目標価格が乖離しているほど、また満期日まで日数が少ないほど倍率が高く、ハイリスク・ハイリターンとなります。
初心者には扱い辛い面がある一方で、使いようによっては非常に大きな効果を発揮するのがeワラントと言えます。
最新関連記事として、今回のような原油価格予想に投資できる新しい金融サービスで最近話題のCFDについて説明したCFDとは?をアップしましたのでこちらも是非ご覧下さい。
<おわり>
■ガイドのおすすめ記事
サブプライムローン問題とは?
ビッグスリー問題が米国経済にもたらすもの
一見、わかりにくいビッグスリー問題とは?
日本のバブルと米国サブプライム問題を比較
サブプライムローン問題はさらに悪化
忍び寄るサブプライムショック第2波到来
サブプライム問題はいつまで続くのか?
サブプライム問題の本質
※外国株のガイドサイトでは外国株の情報を随時アップしていますので、
こちらもチェックしてくださいね。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
外国株の最新情報はこちらからチェック!
※上記の記事は、投資の参考となる情報提供のみを目的としたものです。したがって、勧誘を目的としたものではありません。また、投資結果を保証するものではありません。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。