自動車保険/自動車保険関連情報

交通事故は38秒に1件発生しています(2ページ目)

警察庁の交通事故統計をもとに、平成19年中に発生した交通事故の特徴について探ってみます。

執筆者:松本 進午

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1年のうち交通事故が最も多かったのは何月?

それでは、1年のうちで最も交通事故が多かったのは何月だったのでしょうか?多かった順にランキングをみてみると・・・

第1位 12月 73,504件
第2位 8月 72,619件
第3位 3月 71,805件

一方で、少なかったのは、

第1位 1月 63,523件
第2位 2月 63,656件
第3位 9月 66,497件

と、全ての交通事故を対象にすると、月ごとの発生件数にそれほど顕著な傾向はみられませんでした。

ところが、対象を死亡事故に絞ってみてみると、最も多かった12月が570件だったのに対して、最も少なかった4月および6月の420件と比べて大きな開きがあることがわかります。また上半期2,654件に対して下半期3,090件と、死亡事故は年後半に向けて増加する傾向にあるようです。

いずれにしても12月は交通事故の要注意月ということですね。

死亡事故の大半は夜間に集中しています

最後に昼夜別の発生状況をみてみましょう。交通事故全体でみれば夜間26.5%に対して昼間73.5%と、夜間の事故が占める割合は約4分の1程度ですが、死亡事故に限ってみるとその割合は夜間49.9%に対して昼間50.1%と、約半数まで跳ね上がります。

やはり夜間の事故は重大事故につながる危険性が非常に高いといえます。夜間のドライブにあたっては、このことを肝に銘じておきたいものです。


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