貯蓄の王道は財形貯蓄&銀行の自動積立

会社勤めで、勤務先に制度があれば、給料から天引きされる「財形貯蓄」はぜひとも活用したい方法です。

給料から自動的にお金を積み立てる仕組みなら手間要らず!

給料から自動的にお金を積み立てる仕組みなら手間要らず!



財形貯蓄には税金の優遇などのメリットがありますが、勤務先を通して積み立てるので引き出しにくいという面もあります。自分がいつも使っている銀行の自動積立も、並行して行うのがおすすめ。銀行の自動積立なら、早く貯めるための技が使えます。

財形貯蓄が導入されていない会社に勤務する人や自営業の人はなおさら、銀行の自動積立をしっかり活用しましょう。

自動積立の申し込みは窓口、郵送、ネットから

銀行の自動積立(自動積立定期貯金、自動積立定期預金)は、窓口や郵送で申し込みます。平日の昼間になかなか窓口へ行けないなら、銀行のATMコーナーにパンフレットや書類が置いてあることが多いので、それを郵送して申し込みしましょう。銀行によってはネットバンキングで自動積立を申し込めるところもあります。

自動積立を始めるには、最初にひと手間かかります。でも、一度申し込んで貯める仕組みを作れば、あとは毎月、自分で決めた日に、普通預金から定期預金に振り替えてもらえます。預け入れた期間に応じてスーパー定期の金利が適用されるのが一般的です。

ソニー銀行と楽天銀行ならネットで申し込める

自動積立を取り扱っているのは、都市銀行や地方銀行。ネット専業銀行の中で、積立ができるのはソニー銀行と楽天銀行(円定期預金の積立購入)です。ネット専業ですから、もちろんネットで申し込みができます。

給与振込口座から給料日直後に積み立てるよう設定

一度申し込んでしまえば、忘れていても、自分で何もしなくても、定期預金の残高が増えていくのが自動積立のよさです。ただし、普通預金に残高が足りないと積み立てはできません。確実に積み立てるためには、給与振込口座で申し込んで、給与振込日の直後に積立日を設定しておくのがポイントです。

1回あたりの積立額は1万円以上という銀行が一般的。できれば1万5000円以上に設定しておきたいものです。

ボーナス月に2カ月分を上乗せするとスピードアップ!

ボーナス月に積み立てを増額できるのも、銀行の自動積立のいいところです。ボーナスの額が給料の2~2.5カ月分なら、ボーナス月は、いつもの積立額に2カ月分をプラスして3倍にするのがポイント。年間で見ると、1回あたりの積立額×16回分(12+2+2=16)の元本が貯まることになります。

月1.5万円以上なら5年以内に100万円貯まる!

次の表を見てください。積み立てを続けていって、100万円を達成する年のマス目を黄色で強調しています。

■積立額ごとの貯蓄達成額
ボーナス月に増額できると、貯まるスピードが加速する!

ボーナス月に増額できると、貯まるスピードが加速する!(クリックで拡大)


1回あたり1万5000円で、ボーナス月に2カ月月分を増額すると、5年で100万円を超えて120万円を達成します。ボーナス月の増額がないと5年で90万円。とはいえ100万円まであと一歩。1万5000円以上の積立なら、もっと早く100万円を達成できます。

100万円貯めるのが目標なら、1回あたりの積立額は1万5000円以上に設定しておきたいという理由がこれです。

また、財形貯蓄と銀行自動積立を平行して行う場合、前者で1万5000円、後者で1万5000円を積み立てれば、合計3万円。5年後には、ボーナス時の増額なしでも180万円、増額ありなら240万円にもなります。

ボーナス月の増額が難しければ手動で入金を

計画を立てるのは簡単ですが、実行するのは難しいもの。ボーナスがない、あるいはボーナスは使いみちが決まっている場合は、「できるときに随時入金」という方法でいきましょう。 

一度、積立用の口座を作ると、ATMやネットバンキングで追加の入金ができます。これを利用するわけです。節約して1万円浮いた、臨時収入があった、というときにぜひ実行してください。いつでも入金できる積立口座があると、励みになるものです。

また、月々の積立額を無理して高めに設定すると、生活費が足りなくなって結局解約することになりかねません。無理のない金額にしておいて、余裕が出た分から随時、追加で入金する方法もあります。

家計の状況に合わせて積立額を決め、とにかく続ける

ボーナス月の増額と随時入金。この2つをうまく使うことで、貯まるスピードを加速させることができます。上の表の金額は元本のみの計算ですが、実際にはこれに利子がつきます。

積立額は途中で変更できますから、その時々の家計の状況に合わせて、無理のないように設定しましょう。教育費がかかって家計がきびしい時期などは、積立額は少なくてもいいのです。「継続は力なり!」、続けることが大事です。

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