商品取引のラインアップと商品取引所

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東京穀物商品取引所では、商品取引法に基づき、農産物等の現先物取引、現金決済先物取引、オプション取引及び実物取引を行うための市場で、147社の会員により公正な取引が行われています。
商品取引の対象となる商品は主なもので30種類ほどあります。すべての商品の相場を追いかけていてはたいへんなので、商品指数に投資することが安全です。

指数の中身はどんな商品なのでしょうか?

たとえば、歴史のあるロイターCRB先物価格指数には、次の17種類の商品が含まれています。

<エネルギー>原油、灯油、天然ガス
<食糧>トウモロコシ、大豆、小麦、生体牛、赤味豚肉、ココア、コーヒー、オレンジジュース、砂糖
<金属>金、銀、銅、プラチナ
<繊維>綿花

商品のマーケットとして、商品取引所が世界中にあります。しかし、私たち個人がそこに参加するためには、資格を持った取引業者を通じて売買をするか、証券を通して参加するか、二つの方法があります。

先物取引の詳細を一般の方に説明するのは、ちょっとやっかいなので、また別の機会にしたいと思います。まず無難なのは、商品ファンドの購入です。正確にいえば、商品指数連動型ファンドです。

法律的には「商品投資契約」「商品投資受益権」と呼ばれ、「商品投資に係る事業の規制に関する法律」(いわゆる「商品ファンド法」)を制度の根幹にしており、「主として商品に投資を行う」投資運用契約を行うことです。

【関連サイト】モーニングスターの商品ファンド・ページ

商品先物取引であれ、商品ファンドの購入であれ、商品投資のデメリットも冷静に理解する必要があります。

商品投資のデメリット

それなりの優位性を持つ「商品」という資産ですが、使い方を間違えるとやはり危険です。「商品」投資のリスクを知っておきましょう。

●商品ファンドの数は少なく、選択の幅が限られている
証券業界における投資信託と同じ位置づけの商品ファンドですが、分かりやすい情報開示が求められています。

●商品先物は、取引方法が複雑な証拠金取引である

相場をはるマニアックな世界だけに、一般の人の資産運用には不向きかもしれません。

●先物は超短期、現物投資は超長期

商品先物は証拠金取引といってレバレッジのかかる信用取引なので、思惑がはずれると元本をすべて失う可能性があります。しかも、毎日の値動きなので目が離せない超短期運用です。

一方の現物投資は、すべてを失うことはありませんが、投資の果実が実るまでに10年単位での長い時間がかかります。保管やデリバリーのリスクを考えてください。

確かに、商品投資は一般人にとっては敷居の高い投資手法ではありますが、株+債券、不動産に次ぐ第3の投資対象ではありそうです。



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