グロースとバリュー、株式投資で必ず出てくる言葉ですが、分かったようでよく分からない・・・<困った>。あいまいな定義を分かりやすくご紹介してみます。

投資手法の二大潮流

バリュー投資入門—バフェットを超える割安株選びの極意
『バリュー投資入門—バフェットを超える割安株選びの極意』は「ウォール街のグル中のグル」と評されるブルース・グリーンウォルドによるバリュー投資の教科書
バリュー(Value:価値)投資とは、現在の株価が割安な銘柄を探して投資する方法です。本当ならもっと高い株価であるはずなのに・・・という掘り出し物を探します。

グロース(Growth:成長)投資とは、将来の企業の利益を追求する投資方法です。将来が有望な銘柄であれば、たとえ現在の株価水準が高くても買っていくことになります。

グロース株とバリュー株


株式投資の手法を、上の定義から二つに分ける考え方があり、そのときに株式をバリュー株とグロース株とに区別します。人間にたとえれば、グロース株は優等生タイプ、バリュー株は未完の大物タイプ。ピッチャーでいえば、レッドソックスに行った松坂大輔くんはグロースで、楽天の田中将大くんはバリューでしょう。

ただし、実際には割安で成長性を期待させる株式はあるものですから、話はややこしい~。反対の概念とも限らないものを便宜上二つに分けるために、バリューかグロースかを数値で決めようという話になりました。数値でいえば、バリュー株は一般にPERやPBRといった数字が相対的に低い銘柄と言えます。

逆に、グロース株は数値だけでは有利さや割安感が測りにくい銘柄ですが、割安ではない!という意味では、PERやPBRが高くなります。PER30倍の会社があるとすると30年の利益が株価に織り込み済みであるといえます。PERの高い企業ほど将来の期待が大きいということができます。決してバリュー株ではありませんね。

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では、次のページでPERとPBRによる「バリュー株とグロース株の見分け方」を具体例でご紹介します。