ノートかエクセルなどで、まず、「年」の軸を引きます。縦でも横でもかまいません。2002年からスタートして必要に応じて何年まで延ばしてもかまいません。
今度は行をひとつ増やし「あなたの年齢」を書いていきます。2002年に対応するところに今の年齢を書き、ずずずっと増やしていくのです。次に「家族の年齢」もまとめていきます。配偶者や子どもがいる場合はそれぞれの行を作って同様に年齢を書いていくのです。
ここまで表をまとめたら、その下の行に「ライフイベント」を書き込んでいきましょう。具体的な年月が予想できるものは具体的に、まだイメージがアバウトなものは「○年から○年の間」という感じでかまいません。
ライフイベントの項目はたとえば以下のようなものがあります。もちろん、自分に関係あるものだけをピックアップしていけばいいのです。
【発生年が確定しやすいもの】
・自分の定年年齢
・自分と配偶者の年金受給開始年齢
・子どもの卒業、入学
・子どもの就職
【発生年が確定しにくいもの】
・結婚や子どもの誕生
・子の結婚、独立
・住宅の購入やリフォーム
・高額商品の購入、たとえば車など
気がつくと「時系列」でライフイベントが整理できた表が完成するはずです。表を少し遠くにおいて眺めてみてください。意外な発見があるかもしれません。
■「いつ起きる」かが分かれば「どのように準備する」かイメージできる!
ここまで来たら「将来設計」の第一歩は完成です。「いつ起きる」かが分かったわけですから、それらひとつひとつのライフイベントに対して「いつからどのように準備するか」が考えられるはずです。
まず、それぞれのライフイベントにはどれくらいお金がかかるかをイメージし、どのように備えるかを考えていけばよいのです。
少し長くなりました。詳しくはまた改めてご紹介します。
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