また、仮に資金準備が足りていたとしても、本人が足りてないかもしれないと不安に感じているとしたらそれはストレスになってしまいます。安心できない準備では、現在をエンジョイすることができません。それでは本末転倒です。

「これから」を見極めていくことで、具体的な「将来設計」が描けるのです。


■将来、必ず変化するものは「年齢の変化」!

ところで、「これから」のことなんて分からないよ、という人は多いと思います。だから、将来のことを考えて準備していくことは難しいし無理じゃない?、という人もいます。しかし、必ず将来に変化するものがあります。

それは「あなたや家族の年齢」です。

時間は残酷にも一定のリズムで刻み続けて止まることはありません。1年後には1歳年をとることを誰しも避けることはできません。あんまりおもしろくない話ですが、年齢は必ず変化していきます。

そして年齢の変化に応じて、必ずライフイベントが発生していくはずです。誰でもいつかは仕事を辞めて悠々自適の生活に入る年が来ます。子どもであれば、○年後に学校を卒業・入学するというのは明らかです。結婚や住宅購入などといった個人差の多いファクターでさえも、「○歳から○歳くらいまでに」といったイメージは描けることでしょう。

「年齢の変化」を軸に自分の将来を考えると、意外に将来のビジョンがくっきりと見えてくるのです。


■ライフイベントを「時系列」にまとめてみよう

FP(ファイナンシャル・プランナー)の業界ではライフプランのアドバイスをするときに「ライフイベント表」というものを作るのがお約束になっています。これは相談者とその家族に起きるライフイベントを時系列に整理するものです。