■夢を形にするための「将来設計」

将来設計やライフプランといったテーマは実に曖昧な概念です。しかし、曖昧なままで漠然とほっておくわけにもいかないテーマです。というのは、将来設計やライフプランというのは「夢や希望を形(現実)にするため」の手段であるからです。

誰でも大なり小なり夢や希望はあるはずです。「ゆとりと生き甲斐のある老後」のような漠然としたモノもあるでしょうし、「子どもをきちんと大学まで行かせてあげたい」といったある程度具体的なモノもあるでしょう。

その中には「絶対叶えたい」夢もあれば「叶えられればいいな」という希望もあるはずです。しかし、可能であれば叶えていきたい、という意味ではどちらも同じです。


■「これから」が見極められれば具体的な計画が立てられる

実は、私たちはこうした夢や希望を形にする準備を気がつかずに取り組んでいることもあります。生命保険の加入や貯金をこつこつ積み立てることは、リスクや将来の資金ニーズに対して備えている取り組みだといえます。

何か大きな買い物をする必要が将来ある、あるいは将来のリスクに備えた資金準備、というわけです。しかしこれらを「将来設計」というには不十分です。なぜなら、「これから」が具体的に予測できていないからです。

将来必要なお金が仮に100万円で、今200万円貯金できているのだとしたら、将来のことが予測できていなくてもいいかもしれません。しかし、必要なお金が300万円だとしたら今の状況は不足、ということになってしまいます。