いろいろ、35歳までのライフプランのテーマを書いてみました。しかし、35歳はまだまだ変化の余地も大きく、十分に将来を見据えて取り組むことのできる時間です。ビジネスキャリアでも、プライベートでも35歳から取り組んでモノになる可能性だって十分あります。
しかし、60歳まで会社員など「稼ぐ生活」をすると仮定した場合、すでに「稼ぐ生活」の3分の1を終了している、ということについては認識をする必要があります。60~65歳になると、稼ぐ生活は終わりを告げ、「財産を切り崩す生活」になります。それまでに必要なお金をきっちり稼いでおかなければなりません。
また、40歳代には子どもの教育資金や住宅ローンなど支出のピークがやってきますし。50歳代には老後の資金準備に注力しなければなりません。準備する時間は今のうち、ともいえます。
そういう意味において、35歳になったときに、人生の設計図はほぼイメージづくりを完了しておきたいもの(あくまでイメージでよいのです)。そして、40歳になったときにはそれらがほぼ実行された、あるいは実行のメドがたっている状態にしておきたいものです。
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本屋に並んでいる「35歳までに●●」な本は、決して理由がないわけではありません。35歳になるまで、考えておかないとあなたの人生を左右する、いくつかの選択肢が待ち受けているのです。
CHECK POINT |
・35歳までに自分の人生のプランをイメージしてみる ・もちろん、人生は予定どおりじゃないけれど プランがないと進路変更も大変! ・40歳までには実現のメドをつけておく |