アルバイト・パート・契約社員・嘱託社員……。いろいろ働き方はありますが、正社員になれるのでしたら正社員のほうがやっぱり必ずトクになります。今回はそういう話をします。そして、ただおトクというだけでは無責任ですから、正社員になる方法についても後編で紹介したいと思います。

正社員である人は自分たちの恵まれた環境を当たり前に思っていまいがちですが、実はアルバイトや契約社員と比べてとてもおトクな立場にあります。「正社員なんていつでも辞めちゃえばいいんだ」なんて思っている人はこれを参考に正社員にありがたみを感じてみてください。

キーワードは「給料」「年金」「健康保険」「退職金や福利厚生」の4点です。どれも知ってしまうと「正社員にならなくちゃ!」と思えるほどの差がありますよ!

給料の差は段違い!

今、若い人の給料は増えにくい環境にあります。人件費を抑えるのは多くの会社の傾向です。優秀な人にはドカンと多く払いますが、同じ仕事をしている限りは年齢に関係なく同じ給料というのが近年の傾向です。

おかげで、正社員の給料について不満を感じている人もいるでしょう。「スーパー派遣」とかいう話を聞くとますます正社員の給料はイマイチのように思えてきます。しかしそんなことはありません。

正社員と非正規従業員(パートやアルバイト、契約社員など)の年収を比較してみると以下のようになりました。かなりの差があることが分かります。

 男 正社員・正職員   348,500円
   正社員・正職員以外 222,800円
 女 正社員・正職員   240,300円
   正社員・正職員以外 165,400円
 (厚生労働省 賃金構造基本統計調査平成18年

また、年齢によってその差が拡大していくのが特徴です。特に顕著なのは非正規従業員の年収は増えていかないということです。正社員も同じ仕事なら年齢に関係なく同じ給料に変わりつつありますが、それでもより厳しいのは非正規従業員だということが分かります。やはり、会社に求められている役割が低い分、給料も低いというわけです。

生涯格差で考えるとこれは半端ではない金額に拡大します。上記の数値は全世代の平均値ですが、これを仮に38年(22歳大卒が60歳定年になるまでの年数)で掛けてみると男性でその差額は5732万円にもなりました。正社員って結構差がつくものなのです。

→年金格差も3000万円!?